大沢たかお、賀来賢人と“芸能人のマンション”情報で盛り上がる
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俳優の大沢たかお、賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和、入江悠監督が17日、都内で開催された映画『AI崩壊』完成報告会見に出席。スタントなしでアクションに挑んでいる大沢は「自分はけっこう体を痛めていたんですけど、監督は本当に幸せそうな顔で毎日帰っていきました」と入江監督をいじって会場を沸かせた。
【写真】大沢たかお、広瀬アリス、賀来賢人らメインキャスト集合
本作の舞台は、AIが全国民の個人情報・健康を管理する2030年。天才科学者で画期的なAIの開発者である桐生浩介(大沢)が開発したAIが突如として暴走を始め、日本中がパニックに陥る。主演の大沢は、近未来パニック映画はトム・クルーズだと成立するイメージだったと言い「残念ながら僕はトム・クルーズじゃないので(笑)、大きく考え方を変えなきゃいけないなと。じゃあ、ハリウッド映画に負けない部分って何だろうって考えた時に、日本映画の強みって、人間を表現したり、リアリティのある人の匂いとか人のそういうものを表現する(こと)」とコメント。
また、ヒーロー像を描くのではなく、等身大な主人公を描くことを意識したという。「身近な人が、必死になって日本全国で起こったクライシスを解決しようとするっていう方が、自分としては、等身大で出来るし、見ている人も、同じ目線で、ドキドキハラハラしてくれるんじゃないかなということで、監督とはディスカッションさせてもらいました」と振り返っていた。
桐生の義理の弟で、桐生が開発したAIを管理する企業の代表でもある西村悟役の賀来は「僕みたいな若造に、ちゃんと目を見て真摯に向き合ってくださっていたので、本当に助かりました。あとは、雑談をいっぱいできたのが、僕は個人的にうれしかったです」と大沢に感謝。大沢は「逆に賀来くんから学ぶこともあった」としつつ「ほとんど話したのは、芸能人はいったいどういうマンションに住んでいるのか。お互い得た今までの情報を携帯で調べて。家賃、買ったのか買ってないのか。それは残念ながら、岩田君がいない日だったので、先ほど話したら、岩田君も参加したかったって」と回想。これを受けた岩田は「混ざりたかったですね」と白い歯を見せていた。
映画『AI崩壊』は2020年1月31日全国公開。