大泉洋が小池栄子に電柱から愛を叫ぶ！『グッドバイ』場面写真解禁
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俳優の大泉洋と女優の小池栄子がダブル主演を務める映画『グッドバイ～嘘からはじまる人生喜劇～』より、場面写真が解禁された。電柱によじ登ってキヌ子（小池）と対面する田島（大泉）の姿など、ドタバタ喜劇を期待させるシーンの数々が切り取られている。
【写真】大泉洋が小池栄子に電柱から愛を叫ぶ！ 『グッドバイ』場面写真
本作は、昭和の文豪・太宰治の未完の遺作をケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させ、第23回読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した戯曲『グッドバイ』の映画化。なぜか周囲の女たちが好きになってしまう＜ダメ男・田島周二＞を大泉、ガサツで小汚いけれど実は美人な＜パワフル女・永井キヌ子＞を小池が演じる。監督は成島出。
戦後の混乱から復興へ向かう昭和の日本。文芸誌編集長の田島周二は、気がつけば何人もの愛人を抱える始末。このままではいけないと愛人たちと別れる決心をしたものの、優柔不断なため、彼女たちを前にすると別れを切り出せない。困り果てた田島は、金にがめつい担ぎ屋・キヌ子に、女房を演じてくれと頼み込む。こうして、男は女と別れるため、女は金のため、二人の偽夫婦の企みが始まる。
解禁された場面写真は、ドタバタ喜劇を連想させるカットの数々。かの有名なシェイクスピア作品『ロミオとジュリエット』の感動の名シーンをほうふつとさせるものの、電柱にしがみつく田島（大泉）の姿が少しとぼけた雰囲気を醸し出している。一方、キヌ子（小池）は、泥にまみれてたくましく生きる担ぎ屋姿や、きれいにおめかしして偽の妻を演じる姿、自慢の怪力で今にもたんすを投げつけようとする激高した姿など、さまざまな表情を見せている。
その他、田島をめぐる魅力的な愛人たち（水川あさみ、橋本愛、緒川たまき）の姿や、物憂げな表情の静江（木村多江）、総金歯を入れた成金姿の清川（濱田岳）、田島の相談を受ける連行（松重豊）の姿も収められている。昭和モダンのしゃれっ気あふれる衣装や、活気に満ちた街並みにも期待が高まる場面写真となっている。
映画『グッドバイ～嘘からはじまる人生喜劇～』は2020年2月14日より全国公開。