シシド・カフカ「どれだけ自分を大きく強く見せるか」と躍起になった過去を明かす
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ミュージシャンで女優のシシド・カフカが17日、都内で開催された主演ドラマ10『ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~』(NHK総合/1月24日スタート)の試写・記者会見に、共演の間宮祥太朗、中村梅雀とともに登壇。シシドは、自身が演じる探偵と共通する部分を聞かれると、音楽活動を振り返り「男の人が多い中で、どれだけ自分を大きく強く見せるかっていうのに躍起になっていた時期もありました」と明かした。
【写真】シシド・カフカ、間宮祥太朗、中村梅雀が登場 『ハムラアキラ』会見の様子
本作は、ミステリー作家の若竹七海による「女探偵・葉村晶」シリーズを、初めてテレビドラマ化したもの。ミステリー専門書店でのバイトの傍ら、白熊探偵社の調査員として働いている葉村晶(シシド)の姿を映し出す。間宮は、葉村が一目置く警視庁の超エリート・岡田正太郎、中村は書店の店長であり、冗談で白熊探偵社を始めた富山泰之を演じる。
役作りについてシシドは「本を読ませていただいたときに、葉村晶にいちばん最初に感じたイメージっていうのが、足癖の悪さ」と発言。「キレイに足をそろえて座らない。わざわざ男の人のように座って見せるっていうのは、葉村晶のバックボーンを考えても、一番簡単にできる、自分を強く見せるやり方だったんじゃないかなという風に思って」としたうえで「自分自身もずっと音楽をやってきましたけど、男の人が多い中で、どれだけ自分を大きく強く見せるかっていうのに躍起になっていた時期もありましたので(笑)、そういったところは繋がるところでもあるのかな」と続けた。
不運でトラブルに巻き込まれがちな役柄を演じたことについては「エピソードトークが一つもないというくらい、平々凡々と生きているので、今回初めてですね。すっころんで殴られて転げまわってっていうのは」とコメント。「こんな人生、本当に絶対嫌ですけど、こんな感じでいろいろな経験をさせてもらえるのは、新鮮な気持ちになれて、面白いものだなあと思っています」とハードボイルドな役柄を楽しんでいる様子だった。
一方の間宮はエリート警視の役柄について、別のドラマでエリートやくざを演じていることに言及し「エリートにもいろいろある」と白い歯を見せていた。
ドラマ10『ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~』は、NHK総合にて1月24日より毎週金曜22時放送。