押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995)をはじめ、アニメーション、ハリウッド実写映画などさまざまな作品群を構成する『攻殻機動隊』の最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』が、シリーズ初のフル3DCGアニメーション作品として、2020年春にNetflixにて全世界独占配信されることが決まった。
『攻殻機動隊』は、1989年に士郎正宗により発表された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を起源とし、押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995)、神山健治監督による『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズ(2002~)、黄瀬和哉総監督による『攻殻機動隊ARISE』シリーズ(2013~)、ハリウッド実写映画化されたルパート・サンダース監督による『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)等、これまでさまざまな作品群が展開され、その先鋭的且つ圧倒的な世界観とビジュアル表現により、全世界のクリエイターに影響を与えてきた近未来SFの金字塔。
制作はProduction I.GとSOLA DIGITAL ARTSの共同で行われ、監督は『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズを手掛けた神山健治と、『APPLESEED』シリーズの荒牧伸志によるダブル監督となる。キャラクターデザインはロシア人イラストレーター、イリヤ・クブシノブが担当し、彼女が描いた主人公・草薙素子が作中の兵器・タチコマに鎮座するティザービジュアルが解禁された。