レニー・ゼルウィガー本人が歌う!『ジュディ 虹の彼方に』特報解禁
伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドの秘話をレニー・ゼルウィガー主演で描く映画『ジュディ 虹の彼方に』より、レニーの歌唱シーンの一部を収めた日本版特報映像とポスタービジュアルが解禁された。
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本作は、ハリウッド黄金期を象徴する映画『オズの魔法使』(1939)で17歳にして一躍スターダムを駆け上がり、その波乱万丈の人生と圧倒的なステージパフォーマンスで伝説のミュージカル女優として知られるジュディ・ガーランドが、47歳の若さで世を去る半年前、1968年冬に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描く。
物語は1968年、ミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨していたジュディが、度重なる遅刻や無断欠勤により映画出演のオファーも途絶え、巡業ショーで生計を立てているところから始まる。住む家もなく借金も膨らんでいくばかりでどん底に立たされたジュディは、幼い娘と息子と暮らす幸せな生活のため、起死回生を賭けてロンドン公演に旅立つ。
今回解禁された日本版特報映像は、レニー演じるジュディが歌う楽曲「オーバー・ザ・レインボー」に乗せて、本編のさまざまなシーンをエモーショナルに映し出したもの。『オズの魔法使』のセットを歩くジュディは、その後大スターとなりハリウッドに君臨。その一方で、映画スタジオに全てを捧げていった結果、子供たちとの関係や恋愛の問題などでプライベートはトラブルが続き、キャリアにも限界を感じ始める。しかし、華やかな反面、闇も深いハリウッド黄金期で何度も立ち上がってきたジュディ。最後は、そんな彼女が観客へ向かって「私を忘れないでね」と切なく語りかける姿で幕を閉じる。
ポスタービジュアルは、ジュディのシルエットの中に、本作の名シーンを詰め込んだデザイン。横には「スポットライトの中、愛を求めて――」というキャッチコピーが添えられており、孤独な私生活とは相反し、舞台で輝きを放つジュディを印象付けるポスターとなっている。
ジュディ役を熱演したレニーは「彼女の没後50年後にして、この映画に参加できたことは、本当に素晴らしいことだったわ。彼女は、こんなに多くの人たちにとって大切な存在で、世界中で世代や文化の垣根を越えて、とてもたくさんの人々の人生に影響を与えている。本当に素晴らしい特別な経験だった」とコメントを寄せている。
映画『ジュディ 虹の彼方に』は、2020年3月6日より全国公開。