『磯野家の人々』、20年後の中島くんは岡崎体育 勤続10年の真面目サラリーマンに
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女優・天海祐希の主演でサザエさん一家の20年後を描くスペシャルドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』(フジテレビ系/11月24日20時)に、シンガーソングライターの岡崎体育が出演することが発表された。カツオのクラスメートで親友の中島の20年後を演じる。
【写真】豪華キャストが演じる20年後の磯野家とおなじみの面々
1969年のテレビアニメ放送開始から10月で50周年を迎え、その記念すべき年に磯野家の20年後をオリジナル脚本で描く本作。天海がサザエを演じるほか、マスオ役を西島秀俊、カツオ役を濱田岳、ワカメ役を松岡茉優、タラオ役を成田凌、フネ役を市毛良枝、波平役を伊武雅刀が務める。
かもめ第三小学校でカツオのクラスメートだった中島は、一番の親友。遊ぶ時も勉強する時も何かと行動を共にし、お互いの足りないところを助け合う名コンビ。ただ、一緒にいる時間が長いため、時にはケンカすることも。しかしすぐに仲直りをし、中島は元通りの笑顔で「磯野―!」と遊びに誘いに来る。
それから20年後、中島はとにかく真面目なコツコツ努力型のサラリーマンに。上司や取引先からの理不尽な要求にも耐え忍び、積み重ねてきた苦労が少々容姿に反映されながらも、新卒で入社した会社に今年で勤続10年を迎える。何事も長続きせず職を転々としているカツオとは正反対の道を歩んでいるが、当時の固い友情は変わらず、今なお2人は大親友。カツオがどんな職についても半年で辞めていくことを心配し、「磯野―!」とカツオの洋食店の扉を開け、今度こそはうまくいって欲しいと心から応援しているが…。
岡崎は出演オファーを受けた当時を振り返り「正直に言うと、本当に僕みたいなわがままボディが中島くんの役をやらせてもらって大丈夫なのか!? と思いましたが、僕も小学生の頃は痩せていたので、20年という歳月の波乱を表現するにはもってこいの太り方だなと思いました」とコメント。「20年以上も親友でい続ける中島や花沢さん達だからこそできる磯野の気持ちの汲(く)み取り方が要所で表現されているので、台本に書いてあるセリフにはないキャラクターの気持ちを考えながら見ると、より一層楽しめるだろうと思います」と自身が考える見どころを語った。
カツオを演じた濱田については「濱田さんは役者として素晴らしい経歴でいらっしゃるにも関わらず、カメラの回っていないところでも柔らかく温かい方で、役者経験の浅い私も強張(こわば)ることなく輪に入ることができました」と撮影での感謝を伝えた。
スペシャルドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』は、フジテレビ系にて11月24日20時放送。