戸田恵梨香、森七菜を称賛「なんてきれいなの!と思って」
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女優の戸田恵梨香と俳優の染谷将太が2日、都内で開催された映画『最初の晩餐』公開記念舞台挨拶に登壇。戸田は自身の少女時代を演じた森七菜について「『なんてきれいなの!』と思って」と称賛しつつ「『何で私こんな声低いんだろう…』と思って」と自嘲して共演者を笑わせた。
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父を亡くした美也子(戸田)や弟の麟太郎(染谷)が、通夜ぶるまいを通じて、家族としての過去と向き合う姿を描く本作。この日は斉藤由貴、永瀬正敏、森七菜、楽駆、常盤司郎監督も登壇した。
公開を迎えた思いを聞かれた染谷は「やっと皆さまにお届けできて、本当に感無量です。(企画は)7年前から始まり、自分は5年前にこのお話をいただき、そして本当に本当に熟して、一番おいしい形で皆さんにお届けできたと思っています」と作品の仕上がりに胸を張る。
一方の戸田は「こうやって家族が集まって、皆さんの顔を見ていると、『ああ、なんて素敵な家族なんだろう』と思って。この映画での家族の在り方を、ぜひ皆さんに見届けてもらえたら、いいなあと思います。心が温かくなる作品だと思いますので、ほっこり帰ってください」と頬を緩めていた。
先に撮影された過去パートにおける若手俳優陣の芝居を観た感想を聞かれた染谷は「最高でした。本当に、あの空気感が好きで。自分がやりたかったなっていうくらい(笑)。本当に楽しそうって。割と、大人になってからは葛藤・葛藤というか。悩んでばかりの役だったので、なんて楽しそうなんだって」とニッコリ。「過去パートがYouTubeにあがってたんですね。オフィシャルで。何かよくわかんないけど、すごく見ていました」とも明かした。
戸田も「私も羨ましくって。やっぱり、永瀬さんと全然お会いできませんでしたし、家族が集まって、撮影することができなかったので。『ああ、私たちの家族って、こういう感じだったんだなあ』って。『なんてキラキラしているんだろう』って羨ましいのと同時に、七菜ちゃんが本当に、『なんてきれいなの!』と思って。『何で私こんな声低いんだろう…』と思って、何かもう、驚愕しました」と自虐していた。当日は、登壇者が最後の晩餐に何を誰と食べたいかを発表する一幕もあった。