俳優ジェラルド・バトラーが主演を務める映画『エンド・オブ・ステイツ』より、米大統領が無数のドローン爆弾で襲撃される緊迫の場面を映し出す予告編が解禁された。

　本作は米大統領を護衛するシークレット・サービスのマイク・バニング（ジェラルド）の活躍を描くアクションスリラー第3作。

　世界をテロ事件から救った英雄として名を馳せ、前作での副大統領から大統領に就任したトランブル（モーガン・フリーマン）からも絶大な信頼を得ているシークレット・サービスのマイク・バニングだが、歴戦の負傷は彼の体をむしばんでおり、引退が頭をよぎるようになっていた。そんなある日、休暇中の大統領に空から大量のドローン爆弾が襲いかかる。激しい攻撃の中意識を失い、目を覚ますと、マイクは大統領暗殺を企てた容疑者として拘束され、連邦捜査局（FBI）の執ような尋問を受けていた。なんとか隙を突いて逃げ出した彼は、真実を明らかにするため走り出す。

　予告編では、大統領暗殺容疑をかけられたマイクが、世界大戦の危機が迫る中で命を狙われながら真犯人を探しに向かう姿が描かれる。大統領の命を守るべく任務遂行するマイク。新時代兵器“ドローン爆弾”に奇襲され、命がけで大統領を護衛する姿や、あろうことかマイクに大統領暗殺容疑がかけられ逮捕される様が映し出されていく。そしてマイクは護送車から抜け出し、世界中から追われながら真犯人探しへと向かう。

　さらにマイクと父親の再会シーンも登場。父親を演じるのは『48時間』シリーズのニック・ノルティだ。「何しに来た」とライフルを突きつける父親に、「力を貸してくれ、父さん」と懇願するマイク。その後、大勢の敵に囲まれながら、「わしに任せろ」と爆弾で次々と敵をなぎ倒していく父親のあまりのハチャメチャぶりに、マイクが「俺まで殺す気か。爆弾じじいめ！」とあきれ果てる場面も。

　ジェラルドは「『エンド・オブ』シリーズに帰ってこられて、とても興奮したよ。最新作では、バニングの過去について、もっと多くを覗くことができるんだ。特に素晴らしいのはシリーズ最高のアクションもあることだ。すべての点でレベルアップしているよ」と本作の見どころを語っている。

　映画『エンド・オブ・ステイツ』は11月15日より全国公開。