小芝風花、NHKアナウンスレッスンを受講 高橋克典もその腕前を称賛
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女優の小芝風花が10日、都内でNHKの特集ドラマ『パラレル東京』のスタジオ取材会に、高橋克典や伊藤淳史、松岡大介(制作統括)と共に出席。災害に対する思いや役作りの苦労などを語った。
【写真】真剣な眼差しでリハーサルに挑む小芝風花
本作は、首都直下地震に襲われた東京の架空のテレビ局で働くニュースチームの闘いを、初炎直後から4日間にわたり、リアルタイムで描いていく。マグニチュード7.3の直下地震に襲われた首都圏を、VFXを駆使して映像化。架空のニュースチームが、地震に見舞われた東京で奮闘するさまを描く。
劇中の番組「ナイトニュース」のスポーツコーナーを担当するサブキャスター・倉石美香を演じる小芝は「毎日緊迫したシーンが続いていて、台本を読んでも恐怖で涙が出ます。人の命が、私のアナウンサーとしての言葉一つで助かる命もあるし、犠牲になってしまうかもしれないという緊張感も生で感じたりして『これが私に務まるのか?』という恐怖もありました」と率直な思いを吐露。30年以内に起きる確率が高いと言われる首都直下地震について「ドラマだけであってほしい」と述べた。
キャスターを演じるにあたって、夏からNHKのアナウンスレッスンを受講したという小芝。「アナウンサーさんはただ読むだけではなく、人に情報を正しく伝えることが一番大事。ちゃんと内容を把握しないといけない。想像以上に難しかった。プラス、お芝居が入るとどうなるだろうという不安が、ずっと取れませんでした。家でもずっと練習していました」と苦労を明かすと、江口繁之役の高橋が「彼女はアナウンサーとして素晴らしい。アナウンサーとしていけるのではないか」と称賛した。
他方、高橋は「非常に滑舌が悪くて早口が苦手」と告白し、「大人って、おじさんって早口でしゃべるのかな?」と疑問視。小芝が「おじさんじゃないですよ」とフォローすると、高橋は「54歳ですから」とニコリ。それを聞いて小芝は「エ〜ッ!?」と声を上げて驚いていた。
ドラマ『パラレル東京』は、NHK総合にて12月2日から4夜連続でNHKスペシャル『体感・首都直下地震DAY1〜DAY4』(仮)内で放送(2日は19時30分から、3日以降は22時から放送)。