野村周平、渾身のラップを初解禁『WALKING MAN』本編&メイキング到着
俳優の野村周平が主演を務める映画『WALKING MAN』より、野村がラップを歌う本編シーンと、ANARCHY監督から歌い方の指導を受ける様子を収めたメイキング映像第2弾が解禁された。
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本作の主人公は、極貧の母子家庭で育ち、幼い頃から吃音(きつおん)症でコミュ障、さらに事故で重症の母親を抱え、思春期の妹を放っておけない、気弱で心優しき不用品回収業のアルバイトで生計を立てる青年。そんなアトムがラップ音楽と出会い、最底辺の生活から抜け出すべく、バカにされながらも奮闘し成長を遂げていく鮮烈な青春物語を描く。ラッパーのANARCHYが初監督で挑む完全オリジナル作品で、監督自身の実体験なども盛り込まれている。
主人公の青年・アトムを野村が演じるほか、アトムの妹で今どきの女子高生・ウランを優希美青、職場の先輩で良き理解者の山本を柏原収史、行きつけの中華屋の美人店員キムを伊藤ゆみがそれぞれ演じ、冨樫真、星田英利、渡辺真起子、石橋蓮司といった個性派・実力派が脇を固める。
メイキング映像では、ANARCHY監督がアトムを演じる野村に、ラップバトルの際の立ち姿、手法を伝授。ANARCHY監督はラップ指導について「彼(野村)はもともとラップが好きであまり心配なかったです。アトムという主人公になりきってその気持ちをどう歌うか。初めて人に教えて、初めて人のためにラップを書きました。二人でクラブを貸し切って練習をしたりもしました」と話した。
10月12日に東京・新宿のバルト9にて行う公開記念舞台あいさつでは、劇中で主人公アトムが拾ったとされるカセットテープを再現し、来場者へ無料配布する(非売品)。当日は本作に出演している優希美青、ラッパー・サイプレス上野とANARCHY監督に加え、スペシャルゲストとして、ANARCHYがラッパーを志す契機となった男、Zeebraがお祝いに駆けつけることも決まった。
『WALKING MAN』は10月11日より全国公開。