福山雅治、“同い年”石田ゆり子との25年ぶり共演は「運命」
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歌手・俳優の福山雅治と女優の石田ゆり子が7日、都内で開催された映画『マチネの終わりに』完成披露試写会に出席した。福山は、同い年で本作で25年ぶりの共演を果たした石田について「運命の共演ですよ」と言い、これを受けた石田は照れ笑いを見せた。
【写真】観客の前で嬉しそうに笑う石田ゆり子
本作は、平野啓一郎による同名小説を映像化。クラシック・ギタリストの蒔野聡史(福山)と、通信社勤務の小峰洋子(石田)が織りなす恋愛模様を描く。この日は、共演した伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、板谷由夏、古谷一行、そして西谷弘監督も出席した。
福山と石田は、映画では今回が初共演。石田は「同じ年なんですよ」と言い、会場が驚きの反応を示すと、福山は「え?ってどういうこと?」とツッコミ。学年は福山が一つ上だそうで、石田は「同い年なんです。25年前にとあるコマーシャルでご一緒して以来、一度もドラマでも映画でもお会いしたことがなく。この作品で、福山雅治さんと一緒になることになってたんだなと。感無量でございました」としみじみ。
これを受けた福山は「運命の共演ですよ」と白い歯を見せ、原作のファンである石田が、映画化の企画化以前に原作を読んでいたことを紹介。「石田さんがもう既に読まれているという状態で、僕もこの原作を映像化しませんか?というような話がありますと聞いたので、僕の中では最初から、洋子っていう存在は、石田さんをイメージしてずっと読んでいた」と振り返り「『早く洋子に会いたい』と。『おお、洋子』という思いで初日を迎えました(笑)」と続け、石田は「本当にありがたい話で」と照れ笑いを見せた。
その後、映画の内容にちなんで運命に対する考え方を聞かれた石田は「この映画の中にいる蒔野さんと洋子さんみたいな運命の出会いがあるといいなと思っています」と言うも、恥ずかしくなったのか「何を言っているんだろうと思って」と自虐。「運命ばかりは予測ができませんから、前向きに生きていきたいと思います」とも。同じ質問を受けた福山は「バンドがやりたくて東京に出てきた」としたうえで「この場に立つということは、全く想像もしていなかったことですから。運命というものは、そういうものなんだろうなと思います。想像していなかったうれしいハプニングが起こるのが運命なんだなと思っています」と考えを明かしていた。
映画『マチネの終わりに』は11月1日公開。