米倉涼子 『ドクターX』撮影前に患った“病” 患者側から得た「実感」とは
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女優の米倉涼子が7日、都内で開催された新ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(第6シリーズ)制作発表記者会見に出席した。米倉は本作の出演前に病を抱えていたことを明かしたほか、 決め台詞が誕生するきっかけとなったロンドン五輪女子柔道金メダリスト・松本薫との対面を果たした。
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本作は、己の実力だけど武器とするフリーランスの外科医・大門未知子(米倉)の活躍を描く医療ドラマ。この日は共演するユースケ・サンタマリア、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、武田真治、清水ミチコ、藤森慎吾、今田美桜、戸塚純貴、河北麻友子、川瀬莉子、岸部一徳、遠藤憲一、市村正親、西田敏行、中園ミホ(脚本)も出席した。
2年ぶりに大門未知子を演じる米倉は、本作の前に出演していたミュージカル作品に出演していた際に「低髄液圧症候群」(脊髄に傷が入ることで体調不良が起こる病気)を発症したことを告白。「今は元気だから話せる」としたうえで、本作の監修者の脳外科医に相談していたことを振り返り「この場を借りて、その先生方にお礼を申し上げたいなと思って。本当にありがとうございました」と感謝を語った。
その後、前シーズンで未知子が病気にかかったことに触れ「医者も患者になるべきだっていうセリフがあったんですね。私は本当の医者ではないんですが、お医者様に頼る気持ちとか、的確な意見とアドバイスと処置をすぐに求める気持ちとかが、心の中で『あ、こういうことなんだ』って実感できたんですね」としみじみ。そして「医者として今まで演じてきたことに、さらに自分のことを通して、また医者を演じる意味っていうのが、なんとなく違った目線で見れるようになったかなあって。ちょっと、優しい大門未知子になっちゃってるかもしれないですけど(笑)」と心境の変化を明かした。
当日は、未知子の決め台詞「私、失敗しないので」が、ロンドン五輪の柔道金メダリストである松本薫のインタビュー時における「ミスはしないので」というセリフがきっかけで生まれたことも紹介され、松本が米倉に花束を贈呈する一幕も。米倉は「本当に努力があったんだと思うし、野獣からアイスクリーム屋さんですよね? このギャップが、萌えますよね」と松本の転身に言及して会場を沸かせていた。
ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(第6シリーズ)は、テレビ朝日系にて10月17日より毎週木曜21時放送。