M・ナイト・シャマラン監督、新作スリラー2作が2021年と2023年に公開
2017年に『スピリット』、2018年に『ミスター・ガラス』を放ったM・ナイト・シャマラン監督が、2本の新作スリラーに着手する予定だという。米ユニバーサル・ピクチャーズが現地時間2021年2月26日と2023年2月17日の全米公開を発表した。
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Varietyによると、2本の新作のタイトルは未定。これまでのシャマラン作品の大半がそうであるように、シャマラン監督が脚本を書き上げるオリジナル・スリラーになるとのことだ。
ユニバーサル・ピクチャーズは本国アメリカで、先の2作品のほかにシャマラン監督の2015年作『ヴィジット』を配給しており、シャマラン監督との関係をさらに深める形となる。シャマラン監督はオリジナル作品の公開に力を入れているユニバーサルを称え、「劇場映画体験を今後も長く楽しんでもらう上で、オリジナル作品は不可欠だ」と語っている。
『ヴィジット』から『ミスター・ガラス』までの3作の製作費を自己負担したシャマラン監督。次回の2作品でも自腹を切るという。『ミスター・ガラス』は製作費2000万ドル(約21億5500万ドル)に対し、世界興行収入2億4600万ドル(約265億円)以上を挙げるヒットとなった。
予想外の結末で観客を驚かせることが得意のシャマラン監督。今回のスリラー2作が前後関係のある二部作のような作品になるのか、それぞれ単独のストーリーになるのか、詳細は不明。あらすじやキャストを含む今後の続報に注目だ。