葵わかな、“赤髪”ショートヘアがキュートな問題児に 中身は“おっさん”がポイント
俳優の西島秀俊と西田敏行がダブル主演を務める映画『任侠学園』より、葵わかな演じる女子高校生の新場面写真とコメントが到着。これまでの自身のイメージを覆すような役柄を演じた葵は、「今まで演じさせていただいた役の中でも特に楽しくて好きな役になりました」と答えた。
【写真】葵わかな、赤髪ショートの制服姿がキュート!
本作は、今野敏による人気小説『任侠』シリーズの1作を映画化。昔気質のヤクザが義理と人情を武器に、経営難になった学校の経営再建を試みる姿を映し出す。経営が立ちゆかなくなった高校を建て直すため、新しい理事として現れたのは、曲がったことが大嫌いな昔気質のヤクザ・阿岐本組。見た目は怖く荒々しいが、義理人情の正義を貫く彼らの情熱に、次第に空気が変わっていく。監督を務めるのはテレビドラマ『99.9 ‐刑事専門弁護士‐』や『民王』を手がけた木村ひさし。
今回葵が演じるのは、赤髪ショートヘアで学園一の問題児・沢田ちひろ。少々血の気が多くひねくれているが、根は真っ直ぐで正義感が強く、そして中身は”おっさん”という、これまでの葵のイメージにはない役どころだ。葵といえばNHK連続テレビ小説『わろてんか』でヒロインに抜てきされ一躍名を馳せたと思えば、映画『青夏 きみに恋した30日』、ドラマ『ブラックペアン』(TBS)、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』、さらにはコント日本一を決めるバラエティー番組『キングオブコント』(TBS)のMCを2年連続で担うなど幅広い活躍を見せているが、本作では、そんなバラエティー豊かな葵のイメージを新たに披露する。
監督からは「おじさんだと思ってやってください。女の子らしいとだめ」と言われたという葵は「共感できるところはなかったです(笑)」とキッパリ。「学生時代は学級委員をやったり、優等生タイプでちひろとは真逆なタイプだったので、いかにおじさんぽく喋るかというのが勝負どころだった」と振り返り、「はじめての役柄で最初は戸惑いましたが、監督と相談しながら、身を任せて飛び込んでいくつもりで撮影にのぞむと、今まで演じさせていただいた役の中でも特に楽しくて好きな役になりました」とコメントした。
映画『任侠学園』は9月27日より全国公開。