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奈緒、備前焼の世界に魅了される 主演映画『ハルカの陶』予告編解禁

映画

 女優の奈緒が映画初主演を務める『ハルカの陶(すえ)』より、予告編と場面写真が解禁された。予告編は本物の窯を使った迫力ある鎌たきや、陶芸に魅了されるヒロイン・はるかを演じる奈緒のはつらつとした演技が存分に映し出された映像となっている。

【写真】陶芸に魅了されるヒロインと伝統をつなぐ人々『ハルカの陶』フォトギャラリー

 本作は、「週刊漫画TIMES」(芳文社)にて連載され、「第13回岡山芸術文化賞功労賞」を受賞した同名コミック(作:ディスク・ふらい/画:西崎泰正)を実写化。備前焼の魅力と、その土地に生きる人々の夢と情熱を、重要無形文化財保持者や備前焼陶友会による全面協力のもと描く。

 NHK連続テレビ小説『半分、青い。』やドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)に出演した奈緒が、東京でのOL人生を一変させ備前焼作りという夢に向かって奮闘するヒロインを演じるほか、平山浩行、笹野高史、村上淳など実力派俳優が脇を固める。

 日々を淡々と過ごしていた小山はるか(奈緒)は、デパートの展示でふと目にした大皿に強く引かれ、備前焼を知った。仕事中も休日も気付けば備前焼のことばかり考えていたはるかは、言葉にできない感動を胸に岡山県備前市へ。意気揚々と大皿の作者を訪ねるも、目の前に現れたのは頑固でぶっきらぼう、職人気質な修(平山)だった。ただ一人でろくろに向かう修を見て備前焼への興味はより強くなり、勢いのままに弟子入りを志願するも相手にしてもらえないはるかだったが、見兼ねた人間国宝の陶人(笹野)が間を取り持ち、“修行見習い”の日々がスタートする。一方、気鋭の作家として陶芸に向き合い続ける修には亡き父との約束があった…。

 予告編は、備前市を訪ねたはるかが修の作陶を目の当たりにし、人の手によって土が形作られていく様に釘付けになるシーンから始まる。感動を抑えきれず「弟子にしてください!」と真っすぐな瞳で懇願するはるか。主人公を取り巻く個性豊かなキャラクターたちも登場する。

 はるかに向かって「備前を作るんは、土、火、そして人じゃ」と備前焼の魅力を教える人間国宝の陶人、「ぎょうさんの人とつながって、備前焼こさえい」と語る修の父の生前の姿も映し出されるなど、備前焼に魅せられ、伝統をつなぐ人々が描かれる。

 映画『ハルカの陶』はイオンシネマ岡山にて10月25日より先行公開。11月30日より全国公開。

映画『ハルカの陶』予告編

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