『仮面ライダーゴースト』主演の西銘駿と『獣電戦隊キョウリュウジャー』の塩野瑛久がダブル主演を務める新ドラマ『Re：フォロワー』に、女優の喜多乃愛と俳優の谷口賢志が出演することが分かった。喜多は謎多きヒロインを、谷口は事件を追う新聞記者を演じる。

【写真】ドラマ『Re：フォロワー』追加キャストの「喜多乃愛」と「谷口賢志」

　本作は、架空の名前で交流サイト（SNS）のアカウントを持つ「裏アカ男子」たちが、ネット世界で暗躍し、悪を成敗するSNSサスペンス。舞台演出家の西田大輔が初めてドラマの脚本・監督を担当する完全オリジナル作品となる。

　現在放送中の月9ドラマ『監察医 朝顔』（フジテレビ）や『コーヒー＆バニラ』（MBS・TBS）への出演で話題の喜多が演じるのは、舞台の演出家を目指し、塩野演じる原田優作が所属する劇団で演出助手として活躍するヒロイン・雪谷美奈役。愛らしいルックスで劇団員たちから人気を集めるも、いつも塩対応のクール女子。巷で流行している巨大インフルエンサー「クレシダ」には見向きもしないが、実際は、重大なカギを握っているという影のある役どころ。これまでの明るいキャラクターとは一味違ったオトナのキャラクターを演じる。

　一方、舞台『戦国 BASARA』シリーズや『RE‐INCARNATION』シリーズなど、西田作品に数多く出演し、ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』などへの出演で人気を集める谷口が演じる五島昭は、4人の「裏アカ男子」たちに関わる11年前の事件「クレシダ事件」を執拗に追う週刊誌記者役。一見ゴロツキにみえるが、熱いハートを持つ人物で、抜群のスタイルを生かした華麗なアクションシーンも見どころの1つとなる。

　喜多は「初めて台本を読んだ時、この作品の持つ独特な世界観に惹かれ、さらに、美奈の内に秘めた深く根強い愛に心動かされました。彼女が持っている強さ、正義感、孤独、捨てられない過去など、抱えてるものが多い分、その一つ一つを大切に自分に刻んで演じていきたいと思ってます」と意気込みを語った。

　谷口は「『Re：フォロワー』という熱狂を、挑戦的であり刺激的な物語を、そしてそれを背負う彼ら4人の生き様を、すべてを見つめるジャーナリストである五島という役を通して全力でお届けします。一緒に熱狂してくれたら幸せです」とコメントした。

　なお、喜多と谷口は、2020年6月の舞台化公演にも出演が決まっている。舞台版ではドラマでは描かれなかったストーリーが展開される。

　またドラマには重要なカギを握る人物として、松尾貴史と的場浩司が出演することも発表された。

　『Re：フォロワー』は、ドラマ版がABCテレビにて10月6日より毎週日曜23時35分、テレビ朝日にて10月5日より毎週土曜26時30分放送。舞台版は2020年6月、東京、大阪で上演予定。