星野源、松尾スズキ監督・脚本・主演『108~海馬五郎の復讐と冒険~』で主題歌担当
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「大人計画」を主宰する松尾スズキが初めて監督・脚本・主演のすべてを務めるR18映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』の主題歌が、星野源が歌う楽曲「夜のボート」に決定。併せて、本作が10月25日より公開されることが発表された。
【写真】映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』場面写真
本作は、主宰する「大人計画」と「松尾スズキ」としての活動が2018年に30周年を迎えた松尾自身の監督・脚本・主演で贈る新作映画。松尾のほか、中山美穂、岩井秀人、秋山菜津子、坂井真紀らベテラン俳優陣と、堀田真由、大東駿介、土居志央梨ら若手俳優陣が顔をそろえ、それぞれ“強烈で個性豊かな”役柄に挑む。
主人公は、名脚本家として成功している海馬五郎(松尾)。海馬はある日、元女優の妻・綾子(中山)の浮気をSNSの投稿によって知ってしまう。あまりのショックに離婚を考えるが、離婚時の財産分与で資産の半分を支払わなければならないことを知り大激怒。海馬は妻の“不貞”に支払わなくてはならない資産1000万を、自らの“不貞”で使い切るという復讐を決意する。かくして、綾子がSNSに投稿した写真についた108もの“いいね!”の数だけ女を抱く、煩悩丸出し、前代未聞の復讐劇が幕をあける―。
「夜のボート」は松尾スズキが作詞、星野源が作曲を手掛け、2008年に松尾スズキ作・演出の舞台『女教師は二度抱かれた』で、星野源と市川実和子が歌った劇中歌。今回、本作の主題歌として使用するために、星野が新たにレコーディングを行った。
脚本を書き始めた時から「夜のボート」を使用したいと思っていたという松尾は、特に主題歌が使われている“衝撃的なあるシーン”には力を入れており、「夜のボート」が流れる様子を想像しながら脚本を書いたという。なお、「夜のボート」はリリースの予定はなく、本作でしか聞くことができない貴重な楽曲となる。
星野は「夜のボート」が本作の主題歌となったことについて「松尾さんから、11年前に上演された舞台で僕が作った歌を『映画の主題歌にしたい』と連絡を頂きました。このとんでもない『108』という作品の主題歌にこの哀しい歌を選ぶあたり、松尾スズキ!って感じがしてとても好きです」とコメントを寄せている。
映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は10月25日より全国公開。