佐藤健×大友啓史監督『るろうに剣心』最終章、2020年夏に2作連続公開
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俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心』シリーズの最終章となる2部作が、2020年夏に連続公開されることが決まった。原作の最終章にあたる<人誅編>をベースに、それぞれ剣心の十字傷の謎に迫る物語と、最恐の敵との戦いを描く作品となる。
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同シリーズは、和月伸宏の漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(集英社ジャンプコミックス刊)を大友啓史監督が実写化。激動の幕末を戦い抜き、かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられながら、新時代の幕開けとともに仲間たちと穏やかな生活を送る伝説の男、緋村剣心の生き様を描く。これまでの3作品の累計興行収入は125億円以上、観客動員数は980万人を突破。海外でも100ヵ国以上で配給されている。
最終章2部作では、これまで語られることのなかった剣心の十字傷の謎に迫る物語と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていたシリーズ最恐の敵・縁(えにし)との戦いを、動乱の幕末期と明治維新後の新時代の2つの時代を通して描く。原作の最終章<人誅編>をベースに、その一部となる<追憶編>と、志々雄真実との壮絶な戦いの後の、これまでの剣心の生き方すべてに決着をつける<人誅編>のクライマックスまでの物語で、それぞれの本編タイトルは後日発表される予定だ。
2018年11月にクランクインし、7ヵ月以上にわたって全国各地で大規模なロケ撮影を続ける本作。主演の佐藤は「クランクインの日は、久しぶりに剣心を演じること、大友組ならではの大規模撮影の雰囲気など、全てにおいてソワソワしていました(笑)。でも芝居が始まっていくうちに、『懐かしい』『帰ってきた』という感覚がとても強くなってきました。2020年、みなさんに楽しんで頂ける作品になるように、自分にとって人生の代表作にするつもりで最後まで演じ切りたいと思います」と意気込んでいる。
映画『るろうに剣心』シリーズ最終章は、2020年夏に2作連続で全国公開。