ヴィム・ヴェンダース監督最新作『世界の涯ての鼓動』公開
カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた『パリ、テキサス』、監督賞を受賞した『ベルリン・天使の詩』などで知られるヴィム・ヴェンダース監督の最新作『Submergence(原題)』が、邦題を『世界の涯ての鼓動』として、8月2日より公開されることが決定。併せて、本作のメインビジュアルも解禁された。
【写真】「アリシア・ヴィキャンデル」フォトギャラリー
本作は、美しいノルマンディーの海岸、グリーンランドの広大な海、砂に包まれた峻厳な南ソマリアを舞台に描く、狂おしくも切ない、極限下のラブサスペンス。生物数学者のダニー役を『リリーのすべて』でアカデミー賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルが務め、MI‐6の諜報員ジェームズ役を『X‐MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイが演じる。
ノルマンディーの海辺に佇むホテルで出会い、わずか5日間で情熱的な恋におちたダニーとジェームズ。だが、生物数学者のダニーには、グリーンランドの深海に潜り、地球上の生命の起源を解明する調査が、MI-6の諜報員であるジェームズには、南ソマリアに潜入し爆弾テロを阻止する任務が待っていた。それぞれ現地へ赴くのだが、ダニーの潜水艇が海底で操縦停止となり、ジェームズはジハード戦士に拘束されてしまう。果たして2人はこの極限の死地を抜け出し、再び最愛の相手をその胸に抱きしめることができるのか…。
解禁されたメインビジュアルには、深い海を見つめるダニーと、太陽を仰ぎ見るジェームズが背中合わせのように配置され、極限の中で相手を強く思う気持ちが表現されている。そして、波に飲まれながら抱擁する2人の姿も描かれており、物語の展開が気になるビジュアルとなっている。
映画『世界の涯ての鼓動』は8月2日より全国順次公開。