注目女優キャスリン・ニュートンが歌声披露『ベン・イズ・バック』本編映像
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女優のジュリア・ロバーツが主演し、映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた若手俳優ルーカス・ヘッジズと共演する映画『ベン・イズ・バック』より、新進女優のキャスリン・ニュートンが清らかな歌声を披露する本編映像が公開された。
【写真】キャスリン・ニュートンに注目『ベン・イズ・バック』場面写真
本作は、息子を全力で守ろうとする母の決して諦めない愛と、家族の絆をサスペンスフルに描く物語。
クリスマスイブの朝、19歳にして薬物依存症のベン(ルーカス)は治療施設を抜け出し、実家に突然帰還。母ホリー(ジュリア)が温かく迎え入れる一方、疑い深い妹アイヴィー(キャスリン)と良識ある継父のニール(コートニー・B・ヴァンス)は、ベンが何か問題を起こすのではと不安に駆られる。ベンは滞在を一日だけ認められたが、一家がクリスマスの催しから戻ると、家の中は荒らされ、愛犬が消えていた。昔の仲間の仕業が疑われる中、犬を取り戻すために凍てつく夜へ飛び出していくベン。ホリーは息子の人生を食い荒らす恐ろしい事実を知り、救うことができるのは自分だけだと全力で守ることを決意するが、ベンはホリーの前から姿を消してしまう…。
アイヴィー役を演じたキャスリンは、5月3日に日本先行公開される映画『名探偵ピカチュウ』のヒロイン・ルーシー役や、『スリー・ビルボード』や『レディ・バード』などアカデミー賞候補作に次々と出演する若手女優。本作では、確かな表現力をもって、家族想いで愛情深く、“ベンに失望しながらも同時に兄を愛し心配する妹”という複雑な役柄を演じ切った。
公開された本編映像では、クリスマス・イヴの夜、聖歌隊の中心として堂々と歌うアイヴィーの姿をピックアップ。アイヴィーが清らかな歌声で聖歌を披露する姿を目の当たりにして、ベンがこらえきれずに涙を流し始め、隣にいたホリーが優しく肩に手を置き、静かに寄り添う様子が捉えられている。
キャスリンとルーカスは『レディ・バード』でも兄妹役を演じて友情を築いていたが、2人ともジュリアとの共演は本作が初めて。そこでルーカスの実父にして本作のメガホンを取ったピーター・ヘッジズ監督は、3人でジュリアの家を訪問。ピーター監督が「3~4日間、私たちは仕事をしながら、食事や会話を共に楽しんだ。あれは互いに打ち解けるのに、うってつけの方法だったね」と振り返るように、じっくりと親交を深めた彼らは、言葉を抜きにしても想いが通じ合う家族を劇中で好演している。
映画『ベン・イズ・バック』は5月24日より全国公開。