横山裕、『決算!忠臣蔵』に出演 20年ぶりに忠臣蔵に挑戦
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俳優の堤真一とナインティナイン・岡村隆史がダブル主演を務める映画『決算!忠臣蔵』に、関ジャニ∞の横山裕が出演することが発表された。忠臣蔵作品への出演は20年ぶりとなる横山は、すご腕の剣豪で討ち入り中心メンバーの赤穂浪士・不破数右衛門役を演じる。
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本作は、赤穂浪士の討ち入り計画の実像を、大石内蔵助が実際に残した決算書を基にお金の面から考察した山本博文の著書『「忠臣蔵」の決算書』(新潮新書)を実写映画化したもの。主君・浅野内匠頭の仇を討つため、その妻・瑤泉院から預かった上限予算9500万円以内で何とか討ち入りするべく、爪に火を灯すように日々の生活費や江戸までの旅費、武具までにも「これなんぼ?」と問い詰める口癖の内蔵助をはじめ、「忠臣蔵」の実像を<予算>と<関西弁>を切り口に描く。内蔵助を堤、彼を支える貧乏なそろばん侍・矢頭長助を岡村が演じる。監督と脚本は、『殿、利息でござる!』『忍びの国』の中村義洋。
横山が演じるのは、すご腕ながら不調法者で、浅野家より暇を出されて浪人となり、塩問屋の用心棒などで生計を立てていた不破数右衛門。藩主・浅野内匠頭の切腹や藩のお取り潰しを知ると、内蔵助のもとへとはせ参じ、赤穂浪士の一員として討ち入りの中心メンバーとして活躍していく。純粋な心を失わず、何があっても堤演じる内蔵助を愚直なまでに信じ、皆をまとめていく役どころだ。
横山は1999年のテレビ東京のドラマ『赤穂浪士』で大石主税を演じて以来の忠臣蔵作品への出演となり、中村組には初参加となる。クランクイン前から殺陣の稽古に挑むなど気合い十分で、その腕前は殺陣師が驚くほどだという。
撮影を振り返り、横山は「堤さんをはじめ、豪華なキャストの方々と共演させていただき刺激的な毎日でした。また初めて本格的な殺陣に挑戦したのですが、自分自身出来上がりが楽しみです」と話している。
映画『決算!忠臣蔵』は今冬に全国公開。