ブリー・ラーソン×『ショート・ターム』監督再タッグ 『ガラスの城の約束』公開
アカデミー賞受賞女優ブリー・ラーソンと『ショート・ターム』のデスティン・ダニエル・クレットン監督が再びタッグを組んだ映画『The Glass Castle(原題)』が、『ガラスの城の約束』の邦題で6月14日より全国公開されることが決定。予告編とポスタービジュアルが解禁された。
【写真】『ガラスの城の約束』ポスタービジュアル&場面写真
本作は、米国の「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストのジャネット・ウォールズが、夢ばかり追い求める父との衝撃的半生をつづった全米ベストセラー『The Glass Castle』の映画化。
2016年に『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、日本公開を控える『キャプテン・マーベル』でマーベル映画初の女性ヒーロー単独主役を演じるなど華々しい活躍を見せるブリーが、実在のジャネット役を演じる。また、正邪併せ持つ両親役で、名優ウディ・ハレルソンとナオミ・ワッツが共演。クレットン監督は映画『ショート・ターム』以来のブリーとのタッグとなる。
人気コラムニストとして順風満帆のジャネット(ブリー)はある日、車道に飛び出してきたホームレスの男性に遭遇する。それは、なんと彼女の父レックスだった。レックスは、いつか家族のために「ガラスの城」を建てるという夢を持つエンジニア、妻のローズマリーはアーティスト。彼らは定職につかず理想や夢ばかりを追い求めていた。物理学や天文学などを教えてくれるレックスは、幼い頃のジャネットたちにとってカリスマ的な存在で、ジャネットのことを彼は「チビヤギ」と呼び、愛情を注いでいた。しかし、仕事がうまくいかないレックスは次第に酒量が増え、家で暴れるようになっていく。やがてジャネットは大学進学をきっかけにニューヨークへと旅立ち、 両親との関係を絶とうとするが…。
予告編では、ニューヨークで自立して幸せに暮らす主人公が、関係を絶ったホームレスの父との再会をきっかけに、今まで隠して生きてきた子供時代の思い出を呼び起こしていく姿が映し出される。父との思い出をたどる中で、「自分らしく生きる幸せ」を教え、育ててくれた父の思いに気づき、“本当の幸せ”をつかむために再び人生を歩み出すという内容だ。
ポスターには、青空の下で父に肩車をされている幼い頃のジャネットを、大人になった彼女が思い出している姿が描かれ、「『自分らしく生きる幸せ』を教えてくれたのは、大嫌いだった父」というコピーとともに、父と娘が築いてきた関係性を想像させられるビジュアルになっている。
映画『ガラスの城の約束』は6月14日より全国公開。