R・レッドフォード俳優引退作『さらば愛しきアウトロー』邦題決定&ビジュアル解禁
名優ロバート・レッドフォードの俳優引退作『THE OLD MAN & THE GUN(原題)』の邦題が『さらば愛しきアウトロー』に決定し、7月12日より全国公開されることが決定した。併せて、日本版ビジュアルが解禁となった。
【写真】『さらば愛しきアウトロー』場面写真
本作は、実在した伝説の銀行強盗犯フォレスト・タッカーを描くクライム&ラブストーリー。タッカー役は本作にて60年以上の役者人生に終止符を打つことを発表しているレッドフォード。タッカーを追う若き刑事ジョンをケイシー・アフレックが演じるほか、オスカー女優のシシー・スペイセク、ダニー・グローヴァー、ミュージシャンのトム・ウェイツが出演する。監督は映画『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィッド・ロウリー。
舞台は1980年代初頭のアメリカ。ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけで、微笑みながら誰ひとり傷つけず、目的を遂げる銀行強盗がいた。彼こそが、紳士的な犯行スタイルで、90回以上の銀行強盗と16回の脱獄を繰り返した伝説の強盗フォレスト・タッカー、74歳。事件を追うジョン・ハント刑事は、一度も人を傷つけず2年間で93件もの銀行強盗を成功させた彼の仕事ぶりに魅了され、仕事に疲れるだけの毎日から逮捕へ向けて再び情熱を取り戻す。フォレストの恋人は、彼が堅気でないと感じながらも心奪われていた。そんな中、フォレストは仲間と共に金塊を狙った大仕事を計画するが…。
解禁された日本版ビジュアルは、銃のポーズを構えハートを狙い撃ちするレッドフォードの姿と、映画ファンに向けたメッセージのようなキャッチコピー「ポケットに銃を、唇に微笑みを、人生に愛を。」が添えられている。『さらば愛しきアウトロー』という邦題が、常識に縛られれず自由に生きたタッカーと、映画を愛し数々のアウトローを演じてきたレッドフォードという2人のアウトローへのメッセージとも感じられるようなビジュアルに仕上がっている。
映画『さらば愛しきアウトロー』は7月12日全国公開。