クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

松坂桃李、闘牛士に!? 『居眠り磐音』原作者が松坂モデルの短編を執筆

映画

(左から)『居眠り磐音』プレミアイベントに登場した芳根京子、松坂桃李、木村文乃
(左から)『居眠り磐音』プレミアイベントに登場した芳根京子、松坂桃李、木村文乃 クランクイン!

関連 :

松坂桃李

木村文乃

芳根京子

柄本佑

杉野遥亮

西村雅彦

中村梅雀

柄本明

本木克英

 俳優の松坂桃李が4日都内で、映画『居眠り磐音』のプレミアイベントに登場。原作者である佐伯泰英が、松坂の演技に刺激を受けて、『居眠り磐音』の特別短編を手がけたと発表すると、松坂は目を丸くして驚いた。

【写真】『居眠り磐音』プレミアイベントの様子

 同作は、累計発行部数2000万部を超えた同名小説シリーズを原作とする時代劇映画。脱藩した浪人・坂崎磐音(松坂)が、幕府が流通させた新貨幣をめぐる陰謀に巻き込まれ、奮闘する様を描く。

 今回のイベントには松坂や佐伯の他、木村文乃、芳根京子、柄本佑、杉野遥亮 西村まさ彦、中村梅雀、柄本明、本木克英監督が出席した。

 本作で時代劇初主演を飾った松坂は、“令和元年”初の時代劇だとMCに言われて「演じている時は新元号一発目とは全く思っていなかった」とニコリ。自身の役どころに関しては「僕の武士のイメージは、男たる者と、武士たる者、という強い鋭いイメージがあった。磐音の場合は、普段は肩の力が抜けて、まわりに翻弄されやすい部分がある。でも、いざ自分の正義を貫かないといけない時はしっかり武士になる。そこのギャップが、自分の持っていた武士のイメージとは違う種類だった」と話した。

 磐音に好意を抱く金兵衛の娘・おこん役の木村は、本格的な時代劇は初めて。「全部が初めてで、スゴく緊張しながら毎日撮影した」と言い、5度目の共演となる松坂は「今まで見てきたどの松坂さんよりも、凛としているところが強かった」と話した。

 本木監督は、やや緊張した面持ちで、本作に出演していたピエール瀧に言及。「あの一件の直後に、何人もの俳優たちが『(瀧の出演部分の代役を)自分でよければやるよ』と言ってくださったことにこの場で感謝したい」と述べた。

 佐伯も「一部のマスメディアでは『一出演者と作品は別のもの』という意見がしきりに取り沙汰されている。映画の製作には、それぞれ異なった作風があり、製作事情がございましょう。個々の判断があってしかるべきだと思う」と主張し、「再撮影の決断と、スタッフの再挑戦を全面的に支持する」とコメント。これを受けて松坂は「勇気、強い気持ちが湧き上がってきた」と感謝を口にした。

 イベント最後には、佐伯書き下ろしの短編小説などを収録した特別文庫『居眠り磐音 劇場版 00』を、本作の入場者特典として数量限定で配布されることが発表された。松坂を見て佐伯は「京都に行って君の演技を見ていた時に、頭の中にフゥッ!と思い浮かんだ」と告白。「僕は半世紀前、闘牛ばかり取材していた人間。その時の体験を、なんとなく君に重ね合わせた。夢と虚構を描いた短い小説ですけど、『闘牛士・桃李』…、マタドール。この短編を君に捧げます」と言うと、会場から歓声と拍手が沸き起こった。

 松坂は「え!? 闘牛士の話ですか!?」と驚きをあらわに。佐伯は「映画もそうじゃないですか。現(うつつ)と夢と…まぁ、読んで!」と大笑いした。

 映画『居眠り磐音』は、5月17日より全国ロードショー。

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る