山田孝之、『ちゅらさん』撮影は「修行」 高橋一生は“栞様”秘話告白
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俳優の高橋一生と山田孝之が、30日放送の『朝ドラ100作 ファン感謝祭「ドラマを彩る“イイ男”スペシャル」』(NHK総合)に出演。彼らの代表作となったNHK連続テレビ小説の撮影の裏側を明かした。
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この番組は、4月1日から放送される『なつぞら』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)で通算100作目を迎えるNHK連続テレビ小説に出演したイケメン俳優たちの名シーンを振り返るというもの。
第64作『ちゅらさん』で国仲涼子扮するヒロインの弟・恵達を演じた山田孝之はVTRで登場。山田は国仲との共演について「オーディションに受かってからNHKに行ってリハーサルルームで、2人で発声とか柔軟をずっと一緒にやるんですよ」と明かすと「8ヵ月くらいずっと一緒にいましたね、本当のきょうだいみたいな感じですよね」と語った。
さらに山田は『ちゅらさん』の劇中で、結婚の約束を破った姉の恋人・文也(小橋賢児)に詰め寄るシーンを振り返ると「リハーサルの時にすごく気持ちが出て、涙が抑えられなくなって」とコメント。また「岡田惠和さんの脚本が遅かったんだなぁ…」と笑顔で話すと、続けて「本来、一週間で一冊来るはずなんですけど、それが最初は来てたんですけど、一日ずつになってきて…もう修行ですよね」と撮影時の苦労を明かした。『ちゅらさん』出演については「ふと“芝居って楽しいかもしれないな…続けてみようかな”と思えたのは『ちゅらさん』の現場でしたね」と語った。
ほかにも第97作『わろてんか』に出演した高橋一生もVTRで登場。自身が演じた青年実業家・伊能栞役について「これは言っていいのかなぁ…」とつぶやくと「本当は関西弁だったはずです」と告白。当初、関西弁のセリフが予定されていたところ、高橋自ら“標準語にしたいです”と願い出たそうで、東京出身の自分が関西弁をしゃべることで、イントネーションの違和感を視聴者に与えないために「標準語の方がスムーズに入れるんじゃないかという話をして、そこはワガママを言ってます」と撮影時の裏話を披露した。