福山雅治、「現場でめちゃくちゃ頑張ってます!」 香川照之は昭和世代の逆襲を宣言
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俳優の福山雅治が31日、都内で行われた日曜劇場『集団左遷!!』(TBS系/毎週日曜21時)制作発表会見に出席。コミカルに頑張る役柄を演じる今回、撮影現場でも「頑張ってます!」と力説、いつもの二枚目ぶりとは違う顔を見せた。
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本作は、福山演じる50歳を目前にして廃店が決まっている銀行支店の支店長となる片岡洋が、リストラ寸前の銀行員たちと協力して大逆転に挑むという“平成最後の下克上”を描く。福山は今作で21年ぶりのTBSドラマ出演となり、日曜劇場初主演となる。この日の会見は、作品にちなみ“出世稲荷”として名高い赤城神社で行われた。会見には他に、香川照之、神木隆之介、中村アン、井之脇海、高橋和也、迫田孝也、増田修一朗、谷口翔太、橋本真実、市村正親、酒向芳、八木亜希子、尾美としのり、三上博史らが出席した。
撮影現場の雰囲気について「意気込んで撮影に入らせていただいたんですが、それ以上といいますか、キャスト・スタッフともに熱い熱い現場になっています。オンエア始まる前にもはや打ち上げが始まるような空気感(笑)。でもこれほどまでにオンエア前に盛り上がっているチームは初めてかもしれない」と語る福山。確かに主要キャストが勢揃いしたこの日の記者会見は、常にお互いにツッコミが飛び交う非常に和気あいあいとした雰囲気に。
福山との共演はNHK大河ドラマ『龍馬伝』以来となる香川は「福山さんとは『龍馬伝』の1年間で人生一生分くらいの濃い付き合いをしましたが、それがあったおかげで最初からいいチームワークでできている。作品のテーマは“頑張る”、福山さんが頑張っている姿がコミカルに、可愛く見えるというのが我々が持っていかなくてはいけない焦点。平成は“働き方改革”ということで頑張らなくてよかった世代かもだけど、我々昭和世代は頑張ってきた世代ですから。頑張るということはどういうことなのかを、昭和の逆襲として出していきたい」とコメント。その言葉を受けて福山も「正直、現場めちゃくちゃ頑張ってますよ!」と強調した。
また、「平成最後にやりたいこと」という質問では、香川が自分と福山との共通点として「かつて緒形拳さんに撮影で本当にビンタされたことがある」という話を披露。そしてその緒形さんのスピリットを受け継ごうと12年前、映画『トウキョウソナタ』で子役に思い切りビンタをして泣かせたというが、実はそのとき大泣きした子役は今回共演する井之脇。「なので平成最後には、井之脇海に『ごめんなさい』と謝りたい!」とその場で謝罪、記者会見を大いに盛り上げた。
日曜劇場『集団左遷!!』は、TBS系にて4月21日より毎週日曜21時放送。