『銀魂』福田雄一、『シャザム!』吹き替え監修&演出を担当 90秒の解説映像も公開
関連 :
映画監督の福田雄一が、DC映画最新作『シャザム!』の日本語吹き替え監修と演出を担当することが決定。併せて声優の杉田智和がナレーションを務める90秒の特別映像も公開された。福田監督は「猛烈なアメコミファンで、アメリカンギャグコメディが大好物! なところに! ワーナーさんから、こんなお話頂いたらやらないわけにはいきません!」と喜びのコメントを寄せている。
【写真】悪ノリ全開『シャザム!』フォトギャラリー
アメコミ史上初となる“悪ガキ”ヒーローをユーモラスに描く本作。主人公のビリー・バッドソン(アッシャー・エンジェル)はある日、謎の魔術師からスーパーパワーをゲットし、見た目は筋肉ムキムキのおじさん、中身は子どものままのシャザム(ザッカリー・リーヴァイ)に変身。悪ガキ仲間のフレディ(ジャック・ディラン・グレイザー)と一緒に、スーパーパワーを無駄遣いしまくる。そんなビリーの前に、謎の科学者Dr.シヴァナが現れ魔法の力が狙われることに。さらに、“7つの大罪”と称するクリーチャーたちが召喚され、相棒のフレディもさらわれてしまう。
洋画の日本語吹き替えの監修・演出の両方を日本の映画監督が担当するのは今回が初の試みとなる。実写映画『銀魂』シリーズやテレビドラマ『今日から俺は!!』など、独自のコメディセンスで幅広く活躍する福田監督は「弱い者が強く変身して活躍するという王道がたまらない! しかも今回、子供ですからね! 子供! その変身の振れ幅がガチ大きいわけです!」と今作の魅力を語る。
配給のワーナー・ブラザース映画は、福田監督の起用について「福田監督からは、声優陣のアイデアを頂き、吹替版“アベンジャーズ”?! 的に史上最大級に豪華なキャストを揃えることができました。吹替版をご覧になって『くだらねぇ~』って言って頂くことが最高の褒め言葉かと思っております(笑)」と自信を見せている。
特別映像は、コミカルなシャザムの映像と、「GW必見の悪ノリコメディ、シャザムを90秒でご紹介!」という杉田のナレーションからスタート。身よりがなく新しい家族と暮らし始めたビリーが、シャザムに変身を遂げ、仲間のフレディとスーパーパワーを遊び半分にテストしてみる様子を映した後、杉田の「ヤバい!時間がなくなってきた!」というナレーションに続き、Dr.シヴァナとのバトルシーンほか迫力満載の映像が展開する。
最後には、ザッカリー、アッシャー、ジャックの3人のキャストが登場し、日本に向けてコメント。ジャックが「“見た目はオトナ、中身はコドモ”がこの映画の魅力!」と語ると、アッシャーが「日本には有名なキャラクターがいるって聞いたよ。“見た目がコドモで中身がオトナの…”」と続ける。そして、ザッカリーが「その通り!『シャザム!』は『名探偵コナン』の逆、だから『逆コナン』ってあだ名が付いているんだ」と語り、日本の人気アニメシリーズを引き合いに出して本作を和気あいあいと宣伝している。
映画『シャザム!』は4月19日より全国公開。