『海獣の子供』キャストに芦田愛菜&石橋陽彩&窪塚愛流決定 特報解禁
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自然世界への畏敬を独自の表現で描く、五十嵐大介による同名漫画が原作のアニメーション映画『海獣の子供』のキャストに、女優の芦田愛菜、『リメンバー・ミー』の石橋陽彩、俳優・窪塚洋介の息子で『泣き虫しょったんの奇跡』にも出演した窪塚愛流が決定。併せて特報とキービジュアルが解禁された。
【写真】『海獣の子供』キャスト&キービジュアル
第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した漫画を映画化した本作。主人公の琉花を、現在14歳の芦田が演じる。琉花と共に物語の鍵を握る二人の少年、海を石橋が、空を窪塚が担当。監督は渡辺歩、アニメーション制作を映画『鉄コン筋クリート』のSTUDIO4℃が手掛ける。音楽は、久石譲が担当。
主人公・安海琉花役の芦田は「『命のはじまりってどこにあるのだろう。自分の存在意義って何だろう』と、同じ14歳の琉花と一緒に考えたり、知りたいと思いながら演じさせて頂きました。『自分の気持ちを誰かにわかってもらいたいのに、上手く言葉にして想いをぶつけられない』という彼女のもどかしさにも、すごく共感できました」と演じた感想を語った。
海役の石橋は「僕が演じた『海』は、嬉しいことも、悲しいことも、ありのままに表現する少年なので、僕も声変わりの今をありのままに受け入れて役に入り込むことができたと思います」とアフレコを振り返る。空役の窪塚は「僕と歳が近い魅力的な『空』の役になりきり初めての声優に挑戦したい!ということと、父が『海獣の子供』の漫画がとても好きだということで、コレはやるしかない!と思い挑戦しました」と今作に出演した理由を明かしている。
特報は、頭上の強い光を見上げる琉花の姿からスタート。美しく輝く流れ星、水槽の中から琉花を優しく見つめる海、謎の生物、海中で琉花と海が手をつなぎながら進んでいく姿、振り向く空、最後はさまざまな魚が泳ぐ巨大な水槽の前に佇む琉花の映像に、「海獣の子供」という芦田のナレーションが重なって締めくくられる。
キービジュアルは、無数の海の生物たちが集まり渦を巻き、その渦の中で浮かぶように琉花、海、空が描かれているもの。神秘的で壮大な世界観を感じさせる、美しいビジュアルとなっている。
映画『海獣の子供』は6月7日より全国公開。