世界よ、これが埼玉だ! 『翔んで埼玉』予告編&本ポスター到着
女優の二階堂ふみとアーティストのGACKTがダブル主演を務める映画『翔んで埼玉』より、予告編と本ポスターが到着した。予告編には、埼玉と千葉が繰り広げる“邦画史上最大の茶番劇”の模様、そしてこれを彩る豪華キャストの姿が収められている。
【写真】『翔んで埼玉』キャラクタービジュアル
本作は、累計発行部数66万部を突破した魔夜峰央の『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社)を実写映画化。東京都民から迫害されてきた埼玉県民のため、壇ノ浦百美(二階堂)と麻実麗(GACKT)が活躍する“伝説パート”と、娘の結納のため東京へ向かう埼玉県在住の菅原家を中心に物語が展開する“現代パート”を描く。
解禁されたポスタービジュアルは、某有名絵画を彷彿とさせる革命がテーマのド派手な一枚。百美が掲げている旗には、「何も無いけどいい所!」という埼玉を自虐した文言が踊る。一方の麗は、敵を見据えるような表情で真剣を携えている…かと思いきや、手にしているのは埼玉名産・深谷ネギだ。ポスターでは、意外なゆるキャラの姿も確認できる。
予告映像は、壮大なスケールの宇宙空間が映し出され、「世界よ、これが埼玉だ!!」と、某洋画で使われていそうなコピーでスタート。しかし続いて寂れた村が登場し、これが本作で描かれる埼玉であることが明らかに。東京都民から虐げられている埼玉県人は、出入りするには通行手形が必要で、さらに不正入都した埼玉県人を処罰する特殊部隊SAT(Saitama Attack Team)が目を光らせている。そんな埼玉県に自由を与えんと解放を企てるのは、埼玉解放戦線のリーダー・埼玉デューク(京本政樹)。これと対立するのは阿久津翔(伊勢谷友介)が率いる千葉解放戦線だ。
映像には、埼玉と千葉、どちらの県が通行手形を撤廃できるのかという、“邦画史上最大の茶番劇”の模様が映し出され、中尾彬、武田久美子、麿赤兒、竹中直人、益若つばさ、間宮祥太朗、加藤諒、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌という豪華キャストも登場。ラストでは、にらみ合う埼玉と千葉の軍勢がそれぞれ、XJAPANのYOSHIKI、THE ALFEEの高見沢俊彦の写真を掲げ、出身地対決を大真面目に繰り広げる様子が描かれている。
主題歌には、はなわが歌う『埼玉県のうた』を起用。2003年にアルバムに収録された楽曲を、本作の為に再収録し、グレードアップした楽曲で彩る。
映画『翔んで埼玉』は、2019年2月22日より全国公開。