自由な草なぎ剛に満島真之介「こんなに面白い人だったんですね」と驚き
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俳優の草なぎ剛が26日、柄本時生と満島真之介と共に都内で開催されたアニメ―ション映画『ムタフカズ』の完成披露イベントに出席。声優を務めた3人は別々で収録したため、今回のイベントがほぼ初の共演となったが、「サンキュー、ベリーマッチョ! ベリーマッスル」など終始、自由な言動をする草なぎに会場は大爆笑。満島は「草なぎさんって、こんなに面白い人だったんですね!」と破顔する一幕があった。
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同作は、アニメーション映画『鉄コン筋クリート』の制作スタッフと、フランスのコミック「バンド・デシネ」作家のギヨーム“RUN”ルナール、制作会社ANKAMAがコラボした日仏合作作品。犯罪者と貧乏人の吹き溜まりDMC(ダーク・ミート・シティ)を舞台に、ダラダラ過ごしていた主人公たちが、残念な人生を一変させる出来事に立て続けに遭遇していく姿を描く。この日のイベントには、監督の西見祥示郎も出席した。
主人公・アンジェリーノ役を担当した草なぎは雨の中、会場に足を運んだファンに感謝を述べ、満面の笑みで「ツヨジョリーノです」といきなり冗談を飛ばし、「少しでも皆さんの心の中に何かが残ってくれるとうれしい。とてもいい作品です」と満面の笑みでアピール。
冒頭からハイテンションの草なぎに会場は一気に打ち解け、ウィリー役でエンディング・テーマも担当した満島は「今日はウィリーのワンマンライブに集まっていただき、ありがとうございます!」とノリノリで挨拶。草なぎや柄本も「イェイイェイ」とのり、会場から大きな拍手が起きた。満島は「楽しいな。皆さんが温かい。キラキラした目がすごい」と笑顔を見せていた。
さらに草なぎは、感極まって言葉が詰まった監督に「泣いてるんでるか?」と声をかけ、監督が話しだす前に「海外で滞っていた時期もあるんですよね。そういうこともあって僕は出演できたので、すべてよかったです」とトークを展開。「監督が言うこと全部言っちゃった」と柄本がすかさずツッコんでいた。
また、監督から「草なぎさんは声が大きい。僕らと体の構造が違うのか、楽器みたい」と言われると、「ほ~ほ~みたいな」と楽器のマネをしながら楽しそうに返答したりと、終始、笑顔で“草なぎ節”を繰り広げ、会場を温かい雰囲気に包みこんでいた。
映画『ムタフカズ』は10月12日より全国公開。