こんな大泉洋見たことない!『こんな夜更けにバナナかよ』場面カット公開
関連 :
俳優の大泉洋が主演を務める映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』から“ワガママでおしゃべりで自由”に生きるも皆に愛された鹿野(大泉)と、鹿野に振り回されるボランティアの美咲(高畑充希)や田中(三浦春馬)との生活を切り取った場面写真が一挙解禁となった。
【写真】『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』場面写真ギャラリー
本作は、大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞したノンフィクション書籍『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』の実写化。筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを幼少期に発症し、人に助けられながらでないと生きていけない体になった実在の人物・鹿野靖明(大泉)が、時に度を超えるワガママぶりを見せながらも、自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続ける姿を描く。
解禁となったのは、出会った当初はワガママな鹿野に反発していたものの、母親のような笑みを浮かべながらワガママを受け入れる美咲、そして美咲と付き合っているのに鹿野から美咲へのラブレター代筆を頼まれて固まっている田中などの姿を切り取ったもの。
大泉は、鹿野さん本人が愛用していたものとそっくりの度の強い分厚いメガネの下に、わざと視力を落とすためのコンタクトレンズを装着して撮影に臨んだ。病気の進行に従いやつれていく姿を表現するため、ロケ中にも食事制限と走り込みを欠かさなかった大泉は、マックス10kg減を達成した。
大泉渾身の役づくりは、撮影を見学に来たかつての鹿野さんの親友に「鹿野がいると思った」と言わしめたほど。大泉自身が「『障がいがあるから』と遠慮することなく、1人で生活して、仕事もして、喧嘩もして、恋もして、どこまでも対等に人と向き合い続けた鹿野さんの人生に強烈に惹かれました」と語る男は、なぜここまで愛されたのか? 今まで見たことのない大泉の姿に注目が集まりそうだ。
映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』は12月28日全国公開。