玉木宏が『ジュラシック』主人公の吹き替え続投 前作からの変化を語る
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俳優の玉木宏が28日、都内で行われた映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の記者会見に、ともに日本語吹替え版キャストを務めた女優・木村佳乃らと登壇した。3年前の前作と同じく主人公の声を演じた玉木は「あっという間に3年という時間が経ちましたが、またこうして世界中の誰もが知る大作に参加できることをすごくうれしく思います」と喜びをあらわにした。
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本作はスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮で人気の『ジュラシック・パーク』シリーズで、2015年公開の『ジュラシック・ワールド』の続編。前作で崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有するイスラ・ヌブラル島では、火山の大噴火の予兆が捉えられていた。迫り来る危機的状況下で、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸けて救い出すかの選択を迫られる。そんな中、恐竜行動学のエキスパートであるオーウェン(クリス・プラット)は、パークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と共に、恐竜を救い出そうと奔走するのだが…。
今回3年ぶりにオーウェン役を吹き替えするにあたり玉木は「オーウェンとクレアの関係性も前作とは変わっていると思うので、3年分の関係性も構築しながら、楽しんでやれれば」と抱負を語った。またクレア役の木村は「とにかくセリフに叫び声、悲鳴などが多く、前回も声をつぶしてしまったので、今回はそうならないようにやり遂げたいです」と語った。
玉木は前回出演した3年前より成長したことを問われ「3年前よりも体力はついていると思います。意識的に運動するようになったので。それは自信をもって言えます」と胸を張った。一方、木村は「42歳になりまして…」とため息。老眼が始まっていることも明かし、「老化現象は誰にでもあるけど、経験というのは増えていきますので、それで誤魔化したい」と苦笑いした。
イベント前半には、同じく吹き替えキャストの満島真之介が、恐竜保護団体のスタッフになりきって、模擬記者会見「ジュラシック・ワールドの現状」を行った。またイベントには、吹き替えキャストの声優・石川由依、子役の住田萌乃も登壇した。
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は7月13日に全国公開。