常盤貴子、地元横浜でのフランス映画祭に「マリンな感じ」の着物で登場
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女優の常盤貴子、映画監督の是枝裕和が、21日に神奈川県・横浜市内で開催された『フランス映画祭2018』のオープニングセレモニーに出席した。横浜出身で、本映画祭のフェスティバル・ミューズを務める常盤は「自分の育った街でフランス映画祭が行われるというのは、本当に誇り」と語った。
【写真】「フランス映画祭 2018」オープニングセレモニーフォトギャラリー
「マリンな感じ」の着物をまとってレッドカーペットに登場した常盤は、「自分の育った街でフランス映画祭が行われるというのは、本当に誇りに思いたくて」と言い、「この映画祭が馴染んでいって、横浜といえばフランス映画祭、フランス映画祭といえば横浜っていう風になったら、もっともっと横浜がおしゃれな雰囲気になるのかなって、すごく期待しています」と白い歯を見せた。
続いて行われた舞台挨拶では、「フェスティバル・ミューズに選んでいただいて知ったことなんですが、フランスからお忙しい皆様が来られるのもすべて、フランス映画を日本の皆さんに見ていただきたい、知っていただきたいという思いからだそうです。それこそが、文化なんじゃないかなと、私は思いました。皆さんのフランス映画に対する情熱を、ここ横浜でも熱く受け止めて、大いにこの映画祭を盛り上げていきましょう!」と笑顔で語った。
一方の是枝監督は「(映画祭は)僕たち作り手にとっても本当に貴重な時間であり、場所です」と発言し「一人の作り手として数々の映画祭に呼んでいただいて、フランスの映画人・フランスの映画ファンの方たちに育てられて、いま映画を作ることができています」とも。そして「壇上にいらっしゃるフランスの作り手の方たちも、日本のお客さんとの出会いによって、きっとまたフランスに、映画に向かい合うエネルギーをもらって、帰られると思うんですね。そんな貴重な機会に、この映画祭がなることを願っています」と語った。
この日はアンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン、アンヌ・フォンテーヌ、イザベル・ジョルダーノ、エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ、カルロス・ゴーン、グザヴィエ・ルグラン、コラリー・ファルジャ、ジャン=ミシェル・ベルナール、ジュリー・ガイエ、スワン・アルロー、セルシュ・トゥビアナ、ナタリー・バイ、フィネガン・オールドフィールド、フランソワ・オゾン、メラニー・ティエリー、ユベール・シャルエル、ローラン・ピック、畠山美由紀、林文子(横浜市長)も出席した。
「フランス映画祭 2018」は、6月24日まで横浜・みなとみらい地区にて開催。