ジョージ・ルーカスが『ハン・ソロ』監督に伝えた“極意”が明らかに
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『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター、“ハン・ソロ”の“知られざる若き日”を描くシリーズ最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が6月29日より公開となる。この度、同シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスが、『ハン・ソロ』でメガホンをとったロン・ハワード監督に伝授したという“たったひとつの極意”が明らかとなった。
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両者は40年以上前から厚い信頼関係で結ばれており、ルーカスが『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の監督を打診した過去もある。
ハワード監督は「ジョージは、『スター・ウォーズ』において何か迷いが生じたときは、いつでも12歳だった頃の自分に尋ねてみることが大事だと言っていたんだ。『スター・ウォーズ』シリーズは大人だけでなく、12歳の子どもたちがワクワクできる作品。他の世代の人ももちろん楽しんでいるけれど、一番大切にしないといけないのは12歳の子どもたちなんだ、とアドバイスをくれたよ」と、ルーカスが自身に伝えた“極意”を明かしている。
ハワード監督はそうした助言を受け、『スター・ウォーズ』作品において一番大切にされてきたことをしっかりと受け継ぎ、本作に反映させた。「旧3部作のスピリットを意識して、しっかりと反映させたんだ。『スター・ウォーズ』らしい遊び心や、誰もがワクワクする世界観、そしてアクションが満載になっているよ。誰もが楽しめるけれど、作品にメッセージ性があるからちょっとだけ考えさせられる部分もある」とハワード監督は作品の仕上がりに言及しつつ、「私たちがよく知るあの『スター・ウォーズ』のトーンを描けたと思うよ」と、自信たっぷりに語っている。
そんなハワード監督は、本作で描きたかったことについて「この時のハン・ソロはまだ若くて何者でもないんだ。彼はパイロットになって自由になりたいと思っているけれど、彼自身がいろんな決断をしていくことで、あのハン・ソロになっていく。劇中で経験する試練が、私たちのよく知るハン・ソロになるための道のりになっているんだ」と明かし、「その過去を描くと思うと、とてもワクワクして最高の気分になったんだ」と語っている。
映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は6月29日より全国公開。