デザイナーのケイト・スペード自殺、リース・ウィザースプーンらが追悼
ファッション・デザイナーのケイト・スペードが現地時間5日、ニューヨーク・マンハッタンのパーク・アベニューにある自宅で、遺体で発見された。内容については明かされていないが、家族宛ての遺書が残されており、首つり自殺だったという。PeopleやUs Weeklyなどの海外メディアが報じた。
【写真】夫との幸せそうな写真も…「ケイト・スペード」フォトギャラリー
Peopleによると、家政婦がケイトの寝室で彼女を発見したという。当時、夫のアンディさんは在宅で、13歳になる娘のフランシスちゃんは学校にいたとのことだ。アンディさんはコメディ俳優デヴィッド・スペードの兄弟だ。
自殺の理由は不明。遺族は声明で「私たちは心からケイトを愛していました。彼女のことが恋しくてたまらなくなるでしょう」とコメントし、プライバシーの尊重を要請している。
ケイトは1993年にブランドレーベルを立ち上げ、カラフルなハンドバッグなどで人気を博した。2007年当時、現在13歳になる娘フランシスの子育てを重視して休業に入ったが、2016年に復帰。娘の名前を冠したハンドバッグ&シューズ・ブランド「フランシス・ヴァレンタイン」を立ち上げた。
ケイトの訃報を受け、「フランシス・ヴァレンタイン」のファンとして知られる女優のリース・ウィザースプーンは自身のツイッターで、「私の心と祈りをケイト・スペードとご家族に。素晴らしい、才能あふれる女性でした。心から寂しくなります」とコメントしている。
映画『フェンス』の女優ヴィオラ・デイヴィスは、「“飾り気のない”私だけど、ケイト・スペードのバッグは大好きだった。実用的でクラッシーでエレガント…。ご家族、旦那様や13歳の娘さんにお悔やみ申し上げます」とツイート。ほか、女優のルーシー・ヘイルや歌手のジョシュ・グローバンなど、多くのセレブが哀悼の意を表している。