吉高由里子、阿川佐和子に「いきなり失礼ぶっこんじゃった」秘話明かす
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女優の吉高由里子が、主演を務める新ドラマ『正義のセ』(日本テレビ系/4月11日より毎週水曜22時)の囲み取材会に、原作者の阿川佐和子と共に出席。5年前に阿川の連載でインタビューを受けた過去を忘れ、初対面の挨拶をしたという吉高の天然エピソードが明かされた。
【写真】『正義のセ』吉高由里子、阿川佐和子囲み取材フォトギャラリー
阿川の同名小説シリーズを基にする本作は、新米女性検事の竹村凜々子(吉高)が、持ち前の正義感で事件解決に挑み、同僚や家族に支えられながら一歩ずつ成長していく姿を描く。東京の下町にある豆腐屋の長女で、実家暮らしの29歳というキャラクターは、吉高の等身大とも言える設定だ。
吉高はそんな凛々子を「一生懸命で熱意があるからこそ、空回ってしまうような女性」と紹介。ドラマについて「“失敗”という概念が変わる作品だと思います。観ている方に、『失敗しても成長につながるんだ』『私も頑張ってみようかな』と前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです」とアピールした。
5年前、週刊誌で連載中の阿川のインタビューコーナーに吉高が呼ばれたのが最初の出会いだった2人。阿川に「あの頃から変わらない」と言われ、「変われないんです」と照れた吉高だが、実は今回のドラマで再会した際、5年前のことを完全に忘れてしまっていたという。「いきなり失礼ぶっこんじゃって、『やべぇ怒られる!』と思って。ピシャッと言われるかなと思ったら、阿川さんはすごく優しい方で…」と恐縮しながら語った。
阿川はそんな吉高を「本当に素敵な人」と評し、彼女が今作のヒロインを演じることを「光栄に思います」と嬉しそうな様子。そして「吉高さんは声にいろんな色があるんですよね。顔もそうだけど、声の色合いが豊か。きれいなだけじゃない、いろんな色を出す女優さん」と阿川が称賛すると、吉高は「恥ずかしい~! 褒められてる~!」と大照れ。「私は阿川さんのような声が良かったです。上品な声で、絶対バカには見られないと思う」と重ねて笑いを誘った。
さらに吉高が“心折れそうな時に自分を励ます方法”を阿川に尋ねると、そもそもが「落ち込むと眠くなる」タイプだという阿川は、「寝なさい。寝て、食べたいものを食べて、あとは笑う!」と力強くアドバイスしていた。
新ドラマ『正義のセ』は、日本テレビ系にて4月11日より毎週水曜22時放送。