広瀬すず、『ちはやふる』完結編に手応え十分! 壇上での恋愛即興劇に照れ笑い
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女優の広瀬すずが20日、主演映画『ちはやふる ‐結び‐』の完成披露試写会舞台挨拶に登壇。共演する野村周平や新田真剣佑の2人に、劇中さながらの恋愛劇を即興で展開されて照れ笑いをこぼしながら、「(本作には)私たちにしか生まれなかったものが絶対ある」と本作への手応えを口にした。
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本作は、累計2100万部を超える同名少女コミックを原作とする青春映画。かるたを愛する綾瀬千早とその仲間たちの青春模様を描く。
20日の舞台挨拶には広瀬や野村、新田の他、松岡茉優、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、賀来賢人、小泉徳宏監督が出席した。
今回の新作は、2016年に公開された2部作『‐上の句‐』『‐下の句‐』の約2年後を描く続編にして完結編。主人公の千早を演じる広瀬は「(本作には)私たちにしか生まれなかったものが絶対あると思っている。それを一番大切に、3年間全部を私たちが懸けたつもりで、この『ちはやふる』という映画ができた。ぜひ瑞沢(かるた部)の思いや(千早の)新たな思い、他の登場人物の思いを受け取ってほしい。自信を持って皆さんにお届けできる映画になった」とアピールした。
また、千早のように、何かに向かって一途に夢中になっている女の子を振り向かせるためにどんな行動をとるかという質問が出されると、綿谷新役の新田は「何かに向かって頑張っているなら、それが達成されるまで応援してあげたい。終わらないと集中できないと思うので…待つよ」と答え、黄色い歓声を浴びた。
真島太一を演じる野村は「今すぐにでも振り向いてほしいから…」と言いながら、隣の真剣佑と話している広瀬の肩をつかみ、無理やり自らのほうへ振り向かせて「他の男と喋ってんじゃねーよ!」とオラオラキャラを展開。女性ファンの悲鳴を受けながら「一緒に頑張って、同意を求めます」と答えた。
2人の回答を聞いた広瀬は「待ってほしい」と真剣佑のやり方が好みだと発言。それを聞いた野村は「なんだよ、イケメン好きか?」とふてくされながら広瀬に近づき、遊びに誘う即興劇をスタート。すると真剣佑が野村から広瀬を強引に引き寄せ、「千早は僕が守る」と真剣な眼差しに。すかさず野村が「なんでオレ、悪者みたいになってんねん!オレも一応、3人の主役の一人やぞ!」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘っていた。
映画『ちはやふる ‐結び‐』は、3月17日より全国公開。