『ブラックパンサー』王とヒーロー、2つの顔を表現 漆黒のキャラクターポスター解禁
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マーベル・スタジオ最新作の映画『ブラックパンサー』から、主人公のティ・チャラ(ブラックパンサー)をはじめ、重要な役割を持つキャラクターの姿を収めたポスタービジュアル5種が解禁。テーマカラーであるブラックを基調としたスタイリッシュなビジュアルとなっている。
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超文明国ワカンダの若き国王にして、漆黒のスーツに身を包んだヒーロー“ブラックパンサー”として活躍するティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)の活躍を描く本作。解禁されたポスターには、父を失い、王位とブラックパンサーの称号を継いだティ・チャラの2つの顔が表現されている。
ほかにも、王位を狙う謎めいた男・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)、愛する国王を支える女スパイ・ナキア(ルピタ・ニョンゴ)、国王を守る誇り高き女戦士・オコエ(ダナイ・グリラ)のキャラクターポスターが発表された。
本作のプロデューサーを務めたネイト・ムーアは、「ブラックパンサーの面白いところは、彼は、ヒーローであるけれども、同時に、国王であるというところだと思う。つまり、彼の行動がもたらす影響は、個人的なものに留まらず、政治的なものにもなるということなんだ」とコメント。「例えば、キャプテン・アメリカは、自分の意思に従って行動することができ、その結果は彼だけに返ってくるが、ブラックパンサーは、自分自身に責任があるだけではなく、国民全員への責任を背負っている」と解説する。
ネイトによると、ヒーローであり政治家という重責を背負うキャラクターは、マーベル・シネマティック・ユニバースの中でブラックパンサーただひとりとのこと。「彼は、ヒーローとしてその時自分にとって正しいと思うことをやるのみならず、国民のために正しいと思うことをやらなくてはいけない」と、過去のヒーローにはない複雑さや葛藤が、本作品の魅力であるとアピールしている。
映画『ブラックパンサー』は2018年3月1日より全国公開。