浅野忠信、尾野真千子、満島真之介ら『クソ野郎と美しき世界』追加キャストに
関連 :
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演するオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』から追加キャストが発表され、浅野忠信、尾野真千子、満島真之介、馬場ふみか、新人の中島セナが出演することが分かった。
【写真】『クソ野郎と美しき世界』メインキャスト&監督フォトギャラリー
エピソード1からエピソード4までの物語を、異なる4人の監督が脚本も兼任して演出する本作。劇中では、全力で走る女・フジコと、フジコを追う不気味なマスクをした極悪人「マッドドッグ」が登場し、彼らが向かう先に現れる恋に落ちたピアニスト、歌を喰われたアーティスト、息子を亡くした父親たちが迷い込んだ美しき世界が描かれる。
稲垣が出演し、園子温が手掛ける『ピアニストを撃つな!』には、大門(マッドドッグ)役で浅野、ジョー役で満島、フジコ役で馬場が出演。山内ケンジが演出する『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』には、中島が歌喰い役で参加する。太田光による『光へ、航る』では、草なぎとともに尾野真千子が妻として物語を彩る。
満島は「何が起こるか予測不可能ですが、とても楽しみです。異なる魅力をお持ちのお二方と共に、園さんの描く奇妙な世界へ飛び込みます」とコメント。本作で映画デビューとなる中島は、「演技をするのは初めてなので、役になってセリフを言ったり動いたりすることに不安や緊張はありますが、山内ケンジ監督と香取慎吾さんと一緒に作品に関われることが嬉しいです」と話している。
太田作品に参加する尾野は「爆笑問題 太田光ではなく、監督 太田光という世界観が楽しみすぎです。一つ一つの言葉を聞き逃さず、この物語を創っていきたいと思います」と語り、本作のプロデューサーは「尾野さんと草なぎ剛さんという観る者の魂をえぐり散らす演技派の二人にしか生み出せない場面が必ず誕生するはずです」と期待を寄せている。
なお、“クソ野郎★ALL STARS”が出演するエピソード4の監督・脚本は児玉裕一が担当する。
映画『クソ野郎と美しき世界』は4月6日より2週間限定公開。