竹内結子、ドラマ『イノセント・デイズ』で確定死刑囚に 妻夫木聡と16年ぶり共演
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女優の竹内結子が、妻夫木聡が主演を務める『連続ドラマW イノセント・デイズ』(WOWOW)に、新井浩文、芳根京子らと出演することが発表された。妻夫木とは連続ドラマとしては『ランチの女王』(フジテレビ)以来、約16年ぶりの共演となる竹内は、自身の役柄について「愛情のあり方が純粋すぎて恐ろしくもあります」とコメントを寄せている。
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第68回日本推理作家協会賞・長編及び連作短編集部門を受賞した作家・早見和真の同名ヒューマン・サスペンス小説を基にする本作は、主人公の佐々木慎一(妻夫木)が、幼なじみの確定死刑囚・田中幸乃(竹内)が犯したとされる罪の真偽に疑問を感じ、無実を信じて調査を進める中で、彼女の壮絶な半生を知るとともに、意外な真実にたどり着く姿を描く。新井は慎一と同じく幸乃の幼なじみで弁護士の丹下翔を、芳根は死刑の時を淡々と待つ幸乃の姿になぜか惹かれ始める刑務官の佐渡山瞳を演じる。監督は、2017年に公開された妻夫木主演の映画『愚行録』を手掛けた石川慶が務める。
竹内は「誰かに必要とされたいという気持ちがとても強い女性で、ある時はとことん尽くしたり、都合のいい女になってしまったり、子どものような幼い部分もあって相手に強く依存してしまう」と役柄を解説。また「誰かが“つまづく瞬間”を代わりに引き受けることで自分が役に立つのなら、救えるのならという愛情のあり方が純粋すぎて恐ろしくもあります」と明かし、「人を裁くってなんだろう、ある意味で自身を汚さないまま人生を全う出来たのって幸乃なんじゃないか、そんなことを感じる作品です」とも話している。
一方の新井は「最多共演数を誇る妻夫木聡との掛け合い」と見どころをアピール。芳根は「死刑囚・田中幸乃の一番近い存在として『本当にそれが正しいのか?』と悩みながら瞳が思う“正義”を貫きつつ、視聴者の方と一番近い目線をもつ立場として、視聴者の方と作品をつなぐ存在になりたいです」と意気込みを語っている。ほかのキャストには、ともさかりえ、長谷川京子、池内博之、山中崇、 芦名星、佐津川愛美、清原果耶、田口浩正、原日出子、石橋蓮司、余貴美子らが顔をそろえる。
『連続ドラマW イノセント・デイズ』(全6話)は、WOWOWプライムにて3月18日より毎週日曜22時放送。