松坂桃李主演『不能犯』本ポスター&本予告解禁「チクショー!」と絶叫する沢尻の姿も
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俳優・松坂桃李が初めてダークヒーローを演じる映画『不能犯』の本ポスターと本予告映像が解禁され、繰り返される変死事件とその犯人、翻弄される警察の姿を描いた、謎めくストーリーの世界観が明かされた。
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本作は、作画・神崎裕也、原作・宮月新による「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミックを原作とするサスペンス作品。人々の絶望を操り、立証不可能な犯罪=“不能犯”でターゲットを死へと導く主人公・宇相吹正(松坂)と、彼が唯一コントロールできない正義感溢れる女刑事・多田友子(沢尻エリカ)が対峙する姿を軸に描かれる。共演には、新田真剣佑、間宮祥太朗、真野恵里菜、安田顕らが顔をそろえる。
今回公開された本ポスターに映るのは、挑むようにこちらをまっすぐに見据える宇相吹。多田やその部下である百々瀬(新田)や、川端(間宮)のカードを弄ぶように手にする彼の前面には決めゼリフともいえる「愚かだね、人間は―」という不敵なキャッチコピーが踊る。
一方、本予告映像は、宇相吹に殺人を依頼する手段である“電話ボックス”のシーンからスタート。変死事件とそれに翻弄される警察の姿が次々と描かれるほか、「人間の命を弄ぶなんて」とつぶやく多田や、「あなたなら僕を殺せるかもしれませんね」と多田へ言葉をかける宇相吹、さらに、悔しさをにじませるように「チクショー!」と叫ぶ多田の姿がスリリングに展開される。
また、本作の主題歌には、男女2人組ロックユニット・GLIM SPANKYの書下ろし楽曲『愚か者たち』が決定。監督と何度も打ち合わせを重ね創作したという2人は、「『常に私たちの周りに存在する迷いや焦燥感、それを抱えながら生きていくという私たち』を第三者的な目線から見て歌詞にしています。 常に自ら選んで生きているということ、もう一度その選択を考えてみてというメッセージで作りました」とコメントを寄せた。
映画『不能犯』は、2018年2月1日から全国公開。