岡田将生、木村文乃との対決に「号泣させてやろうと」『伊藤くん A to E』現場取材
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劇中で女性に対するクズ男っぷりを発揮する伊藤くんだが、岡田曰く、「冷静に考えると、女性もほぼみんな、ダメな人たち(笑)。たぶん、社会に適していない人たちばかりな気がするんですよね」とのこと。「だから面白いなと思うし、極端な表現をするとクズ同士が話し合うのも、ちょっと素敵なんです」と楽しそうに語る岡田は、「男性がこの映画を観たとき、女性のそういうダメな一面はけっこう衝撃的だと思うんですけど、女性から見たら僕の役が嫌だと思うので、カップルとかで観たらどう思うんだろうなって、その反応も含めて楽しみです」と公開に向けて期待を込める。
そんな岡田が演じる伊藤くんと対峙する5人の女性の1人で、落ち目の脚本家を演じているのが木村文乃だ。初共演となった木村について、「表情筋が、たまにぴくぴくしてるんですよね(笑)」と明かす岡田は、「現場の緊張感を含めて、すごくマッチしていて、すごく素敵です」と演技を絶賛するが、木村が演じる矢崎莉桜については「ダメですよね」とピシャリ。そして、原作読者に衝撃を与えた終盤での“対決”については、「すごく楽しみです。本当に傷つけてやろうって、号泣させてやろうと思っています」と悪戯っぽく明かした。(取材・文:岸豊)
映画『伊藤くん A to E』は、1月12日全国公開。