『おんな城主 直虎』、戦に巻き込まれた龍雲丸は瀕死に 懸命に治療する直虎だが…
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NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』にて先週放送の第34話『隠し港の龍雲丸』。政次(高橋一生)を失い放心状態の直虎(柴咲コウ)。その辞世の句が届けられ、改めて喪失感と向き合うことになる。一方、家康(阿部サダヲ)は、遠江を攻め進み今川氏真(尾上松也)のこもる掛川城へ迫りつつあった。今川勢も粘りを見せ徳川軍は苦戦を強いられる。戦の波は気賀にも訪れ、方久(ムロツヨシ)たちは家康に助けを求める。家康は、先に堀川城に囚われた民を逃がした上で城を乗っ取った大沢元胤(嶋田久作)を攻める約束と引きかえに、中村屋の船を徴用する。一方、龍雲党は気賀の民を逃がすべく堀川城に忍び込んでいたが大沢勢に気づかれ衝突。時を同じくして徳川勢が攻め込み城にいる者は皆殺しになる。
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3日放送の第35話『蘇(よみが)えりし者たち』では、家康が方久と交わした約束が、家臣の酒井忠次(みのすけ)によって破られ、大沢への見せしめのため気賀の民を惨殺してしまう。しらせを受けた直虎は気賀に駆けつけるが、そこには瀕死の状態の龍雲丸(柳楽優弥)の姿があった。生死の境をさまよう龍雲丸に懸命の治療を施す直虎だったが…。
堀川城攻略のため罪のない気賀の民まで惨殺したことに心を痛める家康。家臣の本多忠勝(高嶋政宏)は後顧の憂いなく掛川を攻められると話し、酒井忠次は次なる標的は氏真と意気込む。そんななか浮かない顔の家康はひそかに常慶(和田正人)を呼び、ある計画を進める。
NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』第35話『蘇(よみが)えりし者たち』はNHK BSプレミアムにて9月3日18時、総合テレビにて20時放送。