アニメ『デビルマン』声優に内山昂輝&村瀬歩が決定 オーディション秘話を明かす
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永井豪のデビュー50周年を記念して制作されるアニメ『DEVILMAN crybaby』のキャストが2日、都内で行われたイベントにて声優が発表され、主人公の不動明を内山昂輝、飛鳥了を村瀬歩が演じることがわかった。会場には内山&村瀬に加え、メガフォンをとる湯浅政明監督がゲストで登場し、オーディション秘話などトークを展開した。
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今回発表の場となった『Netflixアニメスレート2017』で、不動を演じる内山が、実は飛鳥役のオーディションを受けており、不動としてはテストの段階で一言も声を発していないと告白。「湯浅監督とは『ピンポン』でお仕事をして、またご一緒できるのはうれしいのですが不動明と聞いて驚いた」と苦笑した。
湯浅監督は「どちらもすごくよくて、2人の決選投票みたいになった。内山くんは『ピンポン』では感情を表に出さないキャラだったので、デビルマンをやれば面白いんじゃないのって。オーディションを受けていないですが勝手にこっちの会議で(決まった)」と裏話を披露。村瀬の演技については「人間じゃないような深い何かが入っているような感じだった」と表現し、村瀬は「オーディションの時から作り手側の思いが伝わってきて、関われたらいいなと思っていた。受けた役でそのまま使ってくれてうれしい」と喜んだ。
誰もが知る人気原作の映像化とあり「アフレコまでは緊張だった」(内山)、「伝説的な作品なのでプレッシャーもあった」(村瀬)とともに重圧。現場の様子を聞かれると、内山は「台本をもらうたびにビックリしている。普段、テレビアニメに関わることが多いので『これいいの?』ってくらい、かなりハード・コア。ビックリする展開や描写が多い」と明かし、村瀬も「超えてはいけないラインを超えている。口では言えない内容が多い」とネット配信ならではの表現に圧倒されていた。『DEVILMAN crybaby』は、2018年初春にNetflixにて世界同時配信を予定している。
また、同イベントではNetflixで配信が決まっているアニメ作品の情報も解禁。板垣恵介による人気マンガが原作のアニメ『バキ』、井上敏樹のマンガを映像化『ソードガイ The Animation』の配信が決定。車田正美の代表作『聖闘士星矢』をリメイクアニメ化した『Knights of the Zodiac:聖闘士星矢(仮)』も解禁され、ティザーアートが初お披露目された。
そのほか、ボンズと村田和也が贈るオリジナルバイオSFアクション『A.I.C.O. ‐incarnation‐』や、Production I.Gと中澤一登によるサスペンス『B:the Beginning』なども発表された。