貫地谷しほり&大東駿介主演、 湊かなえ『望郷』映画化決定! 映像も解禁
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ミステリー作家、湊かなえの同名小説『望郷』が、主演に貫地谷しほり、大東駿介を迎え映画化することが決定した。また、場面写真と映像も解禁された。
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日本推理作家協会賞受賞作品でもある本作の原作『望郷』は、2013年に発売された全六編で構成される連作短篇集。今回はその中より、「夢の国」「光の航路」が、映像化される。
古いしきたりを重んじる家庭で故郷に縛られて育った夢都子(貫地谷)は、幼いころから本土にある“ドリームランド”が自由の象徴であったが、それは祖母や母の間で決して叶わない“自由”であった。月日は流れ結婚をし、幸せな家庭を築く中、ドリームランドが今年で閉園になることを知り、憧れの場所がなくなる前に、彼女は思い続けてきた事を語り始める…。一方、本土から9年ぶりに故郷に戻った航(大東)のもとに、ある日父の教え子と名乗る男・畑野が訪れ、航が知らない父の姿を語り出す。航は本当の父親を誤解していた事を知る事となるが―。
本作でメガホンをとるのは『ディアーディアー』でデビューし、『ハローグッバイ』などを手がけた菊地健雄監督。貫地谷、大東のほか、木村多江、緒形直人などが出演し、作品を彩る。
本作で4年ぶりに映画主演を務める貫地谷は「今まで演じた事のない役を菊地監督が繊細に導いてくださいました」と撮影を振り返る。また、航役を演じた大東も「島での濃密な撮影の中で、スタッフの皆さんとこの作品で全国の劇場を開けたいと語り合っていた想いがカタチになり嬉しいです」と現在の心境を語った。。
解禁となったメイン写真では、二人が並び故郷への想いを馳せるような表情を浮かべる場面が映し出されている。またティザー予告編映像では、夢都子・航のそれぞれが心に抱える、親や島への悩み・葛藤を感じさせる様子が映し出される。
映画『望郷』は9月16日より新宿武蔵野館ほかにて全国公開。