エディ・マーフィ主演『星の王子ニューヨークへ行く』、続編企画が浮上
1980年代から1990年代にかけてコメディ映画を盛り上げた俳優エディ・マーフィの主演コメディ映画『星の王子ニューヨークへ行く』。1988年の公開から約29年ぶりに続編の企画が始動しそうだ。米パラマウント・ピクチャーズが1作目の脚本を執筆したバリー・W・ブラウスタインとデヴィッド・シェフィールドを続編の脚本家として起用したと、The Hollywood Reporterが伝えた。
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続編企画はまだ初期段階にあるが、映画『白雪姫と鏡の女王』(12)や『キャリー』(13)などのケヴィン・ミッシャーがプロデュースする予定とのことだ。エディがアフリカの小国ザムンダ王国の王子アキーム役を再び演じることになるかは不明。
カルト的人気の映画『ブルース・ブラザース』(81)や、エディの映画界ブレイクのきっかけとなった映画『大逆転』(83)でメガホンを取ったジョン・ランディスが監督を務めた『星の王子ニューヨークへ行く』。勝手に花嫁を決める国王に反抗し、アキーム王子が世話係のセミを従えて自力で花嫁を探しにニューヨークにやって来て騒動を巻き起こすロマンティックコメディだ。
映画『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダーの声で知られる俳優ジェームズ・アール・ジョーンズが国王、コメディアンのアーセニオ・ホールがセミを演じ、女優シャーリー・ヘドリーがヒロインのリサ役を務めた。
エディはもう一つの代表作『ビバリー・ヒルズ・コップ』シリーズの第4弾の制作が、ドラマ版と合わせて途中で頓挫している。『星の王子ニューヨークへ行く』の続編は実現するのか。キャスティングも含めて、続報に期待したいところだ。