ドニーとの対決は速すぎて見えない!?『イップ・マン 継承』共演者が明かす秘話
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ドニー・イェンが主演を務める人気アクションシリーズ最新作『イップ・マン 継承』にて、詠春拳の遣い手として、ドニー演じるイップ・マンと死闘を繰り広げるマックス・チャン。本作ではイップ・マンと同じ詠春拳同士、迫力満点のアクションを披露しているが、実はかつてドニーのスタントマンを務めていたこともあったという。そんなマックスが、本作について、またドニーとのアクションシーンについて語ったインタビュー映像が到着した。
【関連】『イップ・マン 継承』場面写真
本作は、『イップ・マン』シリーズの第3弾。時代は1959年、好景気に沸く一方で、無法地帯になりつつあった香港が舞台。裏社会を牛耳る最凶の不動産王・フランクによる暴挙から町を守るため、イップ・マンは立ち上がる。だがそれは、自身の家族をも命の危険にさらすことを意味していた。さらに、武術“詠春拳”の正統をめぐって決闘を挑まれる…。果たしてイップ・マンは、大切なものを守ることができるのか?
マックスは、ドニーについて「才能豊かなアクション俳優」と評し、ゆえに本作ではそのドニーから「学ぼうという謙虚な気持ちでいた」と明かす。また、ドニー対マックスによる“詠春拳対詠春拳”が1つの見どころといっても過言でない本作。マックスも「同門対決は初めての試みのはず」と口にした。
その同門対決だが、マックスいわく「映像を確認して驚いた」と告白する。なぜなら、そのアクションを演じたマックス“本人”が速すぎて戦いが見えなかったというのだ。「“これ、早回し映像?”とスタッフに聞いたら、“違う”と。速くて見えないんだ。1秒間に7回、拳を打っていたらしい」と語る。「この高速感でいいシーンになっているはずだ」と自信を覗かせた。
役柄上、最大のライバルとしてドニーの前に立ちはだかったマックスだったが、撮影を終えた今、「ドニーからは多くを学んだ」と振り返る。「アクション俳優としての無限の発想力とか、あれだけの地位になっても対等に接してくれる姿勢だったり、僕にとってもは見習うべきお手本だね」。
ドニー対マックスの詠春拳同士の対決が描かれる『イップ・マン 継承』は4月22日より全国順次公開。