山田孝之、凍傷を武器にテレ東出演を確約?「やりたいことはまだあるので」
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俳優の山田孝之が、ビートたけし、吉田羊とともに、「テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画『破獄』」の記者会見に出席。冬の網走でふんどし一丁になったことを振り返った山田は「流石にキレそうでした」と当時の心境を明かした。
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『破獄』は、読売文学賞を受賞した吉村昭の同名小説を、脚本・池端俊策、監督・深川栄洋で32年ぶりにドラマ化したもの。山田は劇中で、天才的な脱獄犯・佐久間清太郎を、たけしは東京の小菅刑務所の看守部長・浦田進を演じており、吉田は浦田の娘・美代子役と作品のナレーションを務めている。
「トレーニングをしたりとか、(肌の)色を焼いたりだとか、津軽弁の練習をしたりだとか」と佐久間を演じるうえで苦労したことを明かした山田は、「網走のマイナス10度の中、ふんどし一枚は流石にキレそうでしたね」と苦笑い。役作りについては「どういう人かっていうのを聞いた時に、皆さんは超人だ超人だと仰っていたんですけど、超人だと思ってしまうと僕が演じられないので、『やればできることしかやってない。ただすごくうまくて、効率が良くて、あくまで普通の人間だ』と捉えて演じていました」とも振り返った。
撮影中、長時間雪に触れたせいで、左手薬指の先が凍傷になり、いまだに感覚がないことも明かした山田は、「これからもテレビ東京でやりたいことがまだあるので、これを武器として、訴えない代わりに、『僕の左手薬指の感覚を奪いましたよね?』って言えば、ある程度のことはやらせてもらえるかな」と語り笑いを誘う。一方、開口一番に「どうも、渡辺謙です」とジョークを飛ばしたたけしは、山田と吉田の演技について「自分の努力の足りなさと、いい加減さが、随分こたえました」と述懐。また、「山田君が一言言うたびに津軽弁の直しが入っている姿を見て、俺だったらキレて辞めるわっていうような(笑)。ま~すごかったですね」と話した。
「テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画『破獄』」は、テレビ東京にて4月12日21時より放送。