『エイリアン』生みの親として知られるリドリー・スコットが、38年の時を経て再びメガホンを取ることで注目されるシリーズ最新作『エイリアン：コヴェナント』の公開日が9月15日に決定し、ファン待望の予告編が解禁となった。

　本作は、滅び行く地球から脱出した宇宙船・コヴェナント号での人間とエイリアンの熾烈な戦いを描いた作品。乗組員が皆カップルで構成された宇宙船が漂着したのは、人類の最後の希望となる未知の楽園。しかし、真の姿は“暗黒の危険な世界”だった…。

　解禁された予告編は、自然豊かな新たな惑星に向かうコヴェナント号と、その船内で楽しむ人間たちの姿からスタート。草木が生い茂る地球にも似た環境であったが、やがて映像は暗がりへ。顔面に張り付くエイリアン・フェイスハガーをはじめとするおなじみの生物たちの姿や、鬼気迫る戦闘シーンなども盛り込まれている。

　本作にあたり、リドリー・スコット監督は「怖いモンスターを作ることは難しい。一番むずかしいことは、人を心底怖がらせることだと思っている」と公言。また、シリーズではおなじみの“アンドロイド”を本作で演じるマイケル・ファスベンダーは「『エイリアン』を思い出させるシーンもあるがその舞台が船の中だったのに対して、本作は船の中だけじゃないんだ」とコメントを寄せている。

　また、エイリアンが初めて発見された惑星の名前“LV‐426”に由来して世界的に定められた4月26日の「エイリアン・デー」には、全世界でイベントが実施され、日本で開催されたイベントでは、フィギュア持参のファンや女性2人組も多く来場。『エイリアン』の初デジタル上映＆『エイリアン：コヴェナント』の初公開特別映像の上映だけでなく、世界共通で当日しか配布されない“エイリアン・デー特別ポスター”がもらえるとあり、会場は満席となった。

　映画『エイリアン：コヴェナント』は、9月15日より全国公開。