戦争の常識を覆した兵士の真実『ハクソー・リッジ』、壮絶な予告編解禁
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メル・ギブソンが監督を務め、アカデミー賞2部門受賞&6部門ノミネートされ、各賞34部門受賞、102部門ノミネートされた、実話を基にした映画『ハクソー・リッジ』の日本版オリジナルポスターと予告編が公開。戦争の常識を覆し、1人で75名の命を救い続けた兵士の戦場を映し出す。
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“ハクソー”はのこぎりで、“リッジ”は崖。第2次世界大戦の激戦地・沖縄の前田高地のこと。多くの死者を出すほど壮絶な戦いの場であり、断崖絶壁がのこぎりの歯のように険しかったことから、アメリカ軍が“ハクソー・リッジ”と呼んだ。その150メートルの断崖を駆けまわり、たった1人で75人もの命を救った男、デズモンド・ドス。銃も手榴弾もナイフも、何ひとつ武器を持たない彼が手にしていたのは、モルヒネと包帯だけだった…。
『ブレイブハート』でアカデミー賞・作品賞、監督賞など5部門に輝いたメル・ギブソンが『アポカリプト』以来10年振りとなる本作で完全復活。主人公デズモンドを演じるのは『アメイジング・スパイダーマン』シリーズやスコセッシ監督作『沈黙-サイレンス-』で演技を進化させ、本作の演技でアカデミー賞主演男優賞に初ノミネートされたアンドリュー・ガーフィールド。
“世界一の臆病者が、英雄になった理由とは…”のキャッチコピーに、ガーフィールドが演じる主人公デズモンドのアップで完成した本ポスターは、信念を貫き、壮絶な戦場で負傷兵たちを救い続けた男の、真摯なまなざしをとらえている。また、公開された予告編では、激戦地ハクソー・リッジをターゲットにした軍艦からの爆撃で幕を開け、戦場を目指して150メートルを超える崖をよじ登るアメリカの兵士たちの姿を映し出す。
米陸軍に志願した若き兵士デズモンド・ドスは、武器を取らないことで様々な迫害を受けるが、思わぬ助けに彼の主張が認められ、武器を持たずに衛生兵として戦場に出ることが許可される。ハクソー・リッジに赴任したドスは、たった一人で命を救う戦いを始める…胸が熱くなるような展開を期待させる映像となっている。
映画『ハクソー・リッジ』は6月24日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開。